fate/stay night 【heven’s feel】 3章 感想

今日(昨日)、大学の友達とFate(以下HF)の映画を観た。

映画館には1年ほど行ってなかったし、大学の友達とも久々だったためとても楽しかった。

今回でHFは最終章ということで映画の制作が決まる前からずっと楽しみにしていた話だった。そしてコロナウイルスで今年の3月にやる予定だったものが8月にやるということで更に焦らされた。きっとたくさんのfateファンの皆さんも「早く観たい!」と思っていたことでしょう。

では前置きはこの辺にして3章の感想を書いていきたい。にわかですが温かい目で見てくれると助かります。

(ネタバレ有りなため、まだ観てないよって方はここで閉じてもらえると幸いです。ネタバレOK、もう観たよって方は是非最後までお付き合いください。)






個人的に印象に残ったシーンは
・士郎VSヘラクレス
・ライダーVSセイバー
・言嶺VS士郎
・イリヤのラストシーン(ここがこの映画で個人的に一番好きだったシーン)

ざっくりこんな感じ。
他にも細かいところがいくつかあるが、それはこれからの流れで書けたらと思う。

まず最初の士郎VSヘラクレス。
これはなんと言ってもヘラクレスの武器をトレースする際にあのお馴染みのBGMが流れ、鳥肌が立った。少しアレンジが加わっていたと思うが、それもまた良し。ヘラクレスの生前の最後も見れ、ヘラクレスがイリヤを強く守っていたのがよくわかる。(ubwのギルガメッシュVSヘラクレス戦より)

次にライダーVSセイバー。
ライダーの戦闘シーンは、今までのFate stay nightシリーズではあまりいいものではなかった。というのも、セイバールートではライダーの宝具をセイバーのエクスカリバーで簡単になぎ払われ倒されてしまう。そしてubwではこれといった戦闘もせずにリタイヤ。その流れからのHFの戦闘。なんと今回はセイバーの宝具をライダーの宝具が見事打ち破ることに成功する。セイバールートを見ていると、ライダーも本気を出せばこんなにも強いんだということをはっきり分からせた。それから目隠しを外すとまぁ素敵な女性なこと。fgoプレイヤーなら飽きるほど見ていると思うが、あのアニメシリーズでは滅多に外すことのない貴重な場面。そして最後に戦闘作画。恐らく3章の中では一番気合が入ったシーンだ(もちろんヘラクレス戦も迫力満点だった)。

次に言嶺VS士郎。この戦いは英霊同士ではなく人間同士の殴り合いの戦いだったが、stay night の最終戦はやはり肉弾戦に限る。魔術を使ったりビームを出したりの戦闘が主な作品の中、そういったものを使わず(強化はするが)に戦うというのも1つの面白さだ。個人的にzeroの切嗣VS言嶺の戦いはかなり好き。そして言嶺は今回も戦闘だけでなく、士郎をイリヤの元に連れて行ったり、イリヤを抱えて走ったりと魅力的なシーンがたくさん。話すだけでカッコいいんだよなホントに。中田譲治さん好き。

最後にイリヤのラストシーン。
あれを見せられてはイリヤファンでなくても反応してしまうこと間違いなし。僕もイリヤは数々の作品を通して見てきたが、正直そこまで好感の持てるキャラではなかった。ロリコンでもないし。でも今回ので自分のような人たちでも「イリヤ最高!」と思えたのではないか。まさに3章の裏のヒロイン。「いや最初から表のヒロインだったのか?」「これはイリヤルートなのでは?」と思ったりもしてしまう。アイリと再開するシーンは胸が熱くなった。個人的にああいった表現は大好きなためあの描写を見れただけでも今回の映画を観た価値は十分にあった。「ロリコンでイリヤ」とはよく言ったものだ。

とまぁ、個人的に好きなシーンを描いてみたがもちろん他にもあるが全部書いてしまうと書ききれないので厳選させてもらった。決して見落としたというわけではない…と思いたい。

ここまでは好きなシーンだったが、ここからは「?」マークが思い浮かぶようなよくわからなかったシーン、そんなに自分には響かなかったシーンを書いていきたい。

一つ目は個人的最大に好きなイリヤのラストシーンのあとの話の流れ。
イリヤは士郎を助けるために身代わりとなり、この戦いを終わらせたが、それなのに士郎はなぜ魂だけ?になってしまったのか。イリヤの犠牲があってもなおそうなってしまうのか、大好きなシーンからの「え?結局士郎助かってないじゃん」と思ってしまった。
士郎の魂を戻すべく桜と凛はあちこち街を歩き回り、今まで離れ離れだった姉妹関係がその旅を通して今までなかったものを手に入れたような説明、見方をすることができるがここで出てきた蒼崎橙子、空の境界でも登場したキャラだが、そのキャラが一瞬映り、そういった描写は少なかったが士郎の魂を取り戻すことに成功した。この辺があまりよく分からなかったが、イリヤのおかげで士郎は助かったのではないのか?結局蒼崎橙子が手柄を持っていったように見えてかなり後味が悪かった。(きっと調べればここも納得できる内容になっていると思うが、あくまで映画を観ての感想のためそういった設定は見ないでおく。)

それから勝手な想像だったが、桜はと士郎が戦闘するのだとばかり思っていたが特にそういったものはなく、代わりにお姉ちゃんの凛が戦闘していた。姉妹というのも全然よかったが、士郎は今回ヘラクレス、ライダーの宝具のサポート、言嶺との怠慢をして(この時点で英霊以上の力を出しているのも変な話だが)いたが、「桜とも戦うのかな」と勝手に想像していたため「戦わないのか…」と少し残念だった。

大きくはこんな感じで他にも多々謎だなと思うシーンもあったが批評文を書いていてもしょうがないのでこれくらいにしておく。


総合評価をすると


「面白かった!」


という感想。小学生かって感じですね。

しかし、6年以上楽しみにしていた作品というのもあり、かなり楽しみにしていたため恐らくハードルが上がっていたの正直な感想だった。HFは一番人気というのもよく見たりしていたので「そんなにか?」と思いつつ待っていたが個人的にはセイバールートが一番好きだった。ぜひufotableでリメイクしてほしい。

勝手な解釈だが、ヒロインによってどのルートがいいかというのが分かれるのだと思う。桜ももちろん魅力的なキャラだったが、やはりFateのヒロインはセイバーだなとHFを見て改めて感じた。特にオルタ化したセイバーがより味を出していた。凛はツインテールから髪を下ろした大人びた姿がとても好きだ。しかし今回のでイリヤも好きなキャラに加わり、ライダーもいいキャラをしていた。願わくばイリヤ生存ルートでみんなで幸せな生活を送ってほしいがそれは叶わないのか…。


ということで感想はここまで。
最初にも書いたが、Fateは好きだが設定云々の裏の裏の裏くらいある複雑なところまでは把握していないため完全に映画を観た表面上の感想ということで全然解釈違いなところも多いと思いますが、そこのところは許してください。そして「分かってないなー」とか「もっといいシーンあっただろ」と思うところがあると思いますが、それも踏まえて楽しんで読んでくださると幸いです。決して映画を悪く言っているわけではありません。

今回でHFは終わってしまいましたが、次はキャメロットがあるのでそこでまたFATEの話ができたらいいなと思います。長文ありがとうございました。

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