「夢をかなえるゾウ 1」 ゾウとの出会いと感想
最近、「夢をかなえるゾウ」を読んでいます。
そんな中、SNS上で自己啓発本の悪い風習みたいなものをよく見ます。
「自己啓発本読んでるとか w」や「自己啓発本を読んでいる人は信用できない」とか…
中には『「夢をかなえるゾウ」が家に置いてある人は危ない』
みたいな意見もありました。
特定の本に対してなにかそういった意見があると
「その本に親でも殺されたの?」とか「人生狂わされたの?」とか考えてしまいますが、「そういう意見もあるんだなぁ」と思いました。
それに関してはその人の感想で、その人が実際読んでいるのかわかりませんが、まだ序章の序章しか読めていない僕からすると
『「夢をかなえるゾウ」めちゃくちゃ面白い!』
という感想がまず出てきましたね。
この本は小説なので、登場人物の2人(読んだところまでは)を中心に物語が進んでいきます。
ざっくりとですがこの本の解説、そして読んでみて思ったことなど書いていきます。
あらすじ
主人公(僕)(※以下僕)は「現状を変えたい」「お金持ちになりたい」「周りからちやほやされたい」といったような考えを持ち、現状に不満を持っています。前日の夜に職場の先輩からの誘いである大企業の会社の社長の誕生日パーティーに参加していました。その中には社長クラスの人たちやプロのスポーツ選手、女優みたいな美女たち、などの人生を華やかに過ごしている人達を見て、帰宅後に「なんで僕はこんな人生なんだ」と自分の現状に嫌気がさしてやけ酒をしてしまいます。
そして次の日の朝、自分の部屋にゾウのような奇妙な生き物がぽつんと座っていました。主人公は「なんだ、まだ夢を見ているのか…」と二度寝しようとしたときに「で、覚悟でけてる?」とその奇妙な生き物に声をかけられます。
そこからそのゾウに現状のことを散々言われた後に悔しくなった僕は「そんなに言うならやってやる」といった気持ちになり、そのゾウから出される課題を一つずつこなしていくことになります。
といった話がこの物語のスタートになります。
面白いと思った理由
この本を読み始めてまず面白いと思ったのは「物語になっていて面白い&気持ちを代弁してくれている」というところです。
自己啓発本はだいたい堅苦しい文章で「マインドの話から始まり、次に行動に移せ」というような内容がが淡々と書かれています。
しかし、この本はよくわからないゾウ(だらしない体で関西弁口調)が講師のような立ち位置で僕(人間)に助言していくといった流れになっています。僕はアニメや漫画、小説を日ごろからたしなんでいるので、こういった物語形式だとより一層面白く感じます。
さらに面白いと思ったところは、「主人公に共感してしまう」というところです。このガネーシャは自分の存在のすごさを主人公に伝えるために「わいはイチローやニュートン、ピカソなどのキーパーソンたちに指導していたんやで」といったことを言われますが、もし現実にそんな人が現れても胡散臭いとしか思えません。
そこで主人公は「信用できない」とやり取りを始めますが、本当は「人間て変えられない生き物じゃないですか」と言い訳をしているだけでした。
実際、僕も現状を変えたいと社会人になってからずっといろんなことを模索してWEBライターを始めたり、ブログを開設したりといろんなことをこの一年挑戦してきました。というかしている最中です。
それでも現状を変えるためには「なにかを始めないと」なにも変わりません。
そういった現実の人間(僕も含めて)がなにかを言い訳にしたり、「こんなことに意味なんてあるの?」と主人公は疑いながらもゾウの言葉を聞いて少しづつ生活を変えていきます。
こういった自己啓発本に苦手意識を持っている人には痛々しく見えると思いますが読み物としてはかなり面白いと思いますのでぜひ買って読んでみてください。
まだスタートの部分だけでなんの説得力もありませんが、これから少しづつ読んで面白いと思ったところなど紹介していけたらと思います。
次は課題1について記事を書きますのでまたそのときに。
それではまた。