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脱停滞!仕事の細分化

前回は仕事を細分化してメンバーに任せる記事を載せましたが、同じ考え方で業務の改善や技能伝承などが進むことを押さえましょう。
(参照 https://note.com/kid839/n/n69ec0ec0b6fc

仕事を細分化することは、タスク管理とも言われ、様々な業務改善に使われています。

例えば、家を建てる時には、基礎工事、足場作り、外壁、塗装、エントランス、電気配線、クロス貼り、配管などのタスクに分けられます。

各タスクの前後関係や同時進行の可否などを考え、施工日程を最適化すれば工期が短縮できます。

また病院では、医師の仕事をタスク分けし、看護師や事務職員に業務を分担して仕事量の平準化を進め、医師の負担を軽減しています。

細分化したひとつを自動化したり、外部委託することもできます。

工場の仕事も同じで、大きく捉えて「技能伝承が進まない」「若手には任せられない」「新たなビジネスを始めることは無理だ」と停滞するのではなく、仕事をタクス分け(細分化)することで、難題が解決できるのです。

現場では、「私はできない」「限界です」と部下に言われて困っている上司がいますが、こんな時にもタスク管理の考え方が役に立ちます。

大きく捉えてできないと決めつけていることも、仕事を細分化すると、できる所と、できない所に分けられます。

できる所を認め(褒めて)、できない部分を少しずつできるようにすれば必ず前進します。

この考え方は、5Sの整理として、過去に記載しています。
(参照 https://note.com/kid839/n/nc81d6bc78eed

難しい仕事を整理すると、改善に役立つだけではなく、仕事を任せることができ、技能伝承も進むのです。

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