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ムダが見つかればコストは下がる

今回は「ムダ」を具体的に示す予定ですが、ここまでの流れを知った方が、理解しやすいので、先ずは前回の20231220版の記事をご覧ください。

前回は、原価低減には「正しい原価低減」と「間違った原価低減」があり、「正しい原価低減」を実行するために、次の様に整理しました。

《仕事=価値+ムダ》

この中の、今回は「ムダ」とは何かを理解することとしますが、「ムダ」の意味を言葉で説明するよりも、現場レベルで具体的に「ムダ」を挙げた方が、身近でわかりやすいと思うので、

ズバリ24個の「ムダ」を紹介します。

皆様の会社及び職場を想像して、24個の中で、「これアルかも」となった「ムダ」に印を付け、原価低減のテーマにしてください。

従って「24のムダ」をメモ帳に転記して頂くと印が付けやすい!
尚、印を「付ける/付けない」で迷ったら、付けることをお勧めします。

それでは早速、「24のムダ」を記します。

 1.移す
 2.並べる
 3.戻す返す
 4.置き直す
 5.探す

ここ迄で印は付いたでしょうか。

印が付いた「ムダ」から排除することで、時短や原価低減に結び付くことも重要ですが、何よりも、同じ仕事が楽に出来るようになる、

このことが重要であり、身体的にも精神的にも楽になれば、安全や品質にもプラスに働くと考えます。

仕事が楽になることを邪魔(阻害)するものを思い浮かべながら、
それでは、一気に24まで参ります。

(領収書の発行はお申し付け下さい)

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