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在庫生産管理

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品切れ防止と在庫最小を同時に満足するのが在庫管理であり、それを実現させるのが生産管理の仕事です。 以下の主な目的でご活用いただけます。 1)工程管理の基本中のキホンから始めたい …
組織の問題とせず、3つの工程管理を確実に実行することで職場の目標を達成します。またムダな在庫を持た…
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記事一覧

効率アップの誤った考え方

これ迄に、過剰な在庫は経営を圧迫することを押さえました。 (参照 https://note.com/kid839/n/n0fbbe7ae07ce ) この中で在庫を減らすと、それに伴って多くの費用を抑えられることから、経営的な効果が大きいことを再確認しました。 ところで、その在庫の観点からすると、次の考え方は間違っていることにお気づきでしょうか。 「1個当たりを、いかにして安く造るか、だけを考える」 ヒントは、“だけ”という部分ですが、ならば、他に何を考えるべきかを考

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在庫削減の着眼点

過剰な人/過剰な設備/過剰な在庫 これは企業が倒産する3つの要因です。 他の2つは、これ迄の記事を参考にして頂くとし、今回は「過剰な在庫」に関して記します。 在庫を減らす時に、「問題解決の正しい手順」に従い、先ずは在庫の原因を追究します。 (参照 https://note.com/kid839/n/n78bc5e3c9434 ) 過剰な在庫の原因として、後工程が必要な数量よりも、前工程が多くモノを供給したことが挙げられます。 なぜ、そうするのかを調べると、後工程へ送る

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在庫はナゼ経営を圧迫するのか

利益が出なくて困っている企業様にお勧めなのが、在庫削減です。 在庫を減らすと、多くのコストが同時に減ることから、大きな効果が得られるテーマなのです。 これまでの改善指導の中でも、在庫を半分以下に減らしたことで、債務超過から脱却し、赤字が黒字に変化した事例があることからも、効果の大きさが裏付けられます。 従って、「短期間で大きな改善効果を得たい」という企業様には、現場を良く見て、且つ諸データを分析した上で、在庫を減らすことを提案しています。 ところで、在庫はナゼ経営を圧

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生産計画立案者へ30の質問

購買部門は生産計画に基づいて「材料」を調達し、 製造部門は生産計画に基づいて「人」と「設備」の配置を考えます。 過去に示した5Mの中の、3つのMをコントロールする上で大きな役割を果たすのが生産計画であることから、それは工場全体の質と効率に直結します。 (5M https://note.com/kid839/n/n6bdbb7946446 ) その生産計画立案者に向けた30項目の質問を記すので、業務の再確認及び今後の改善に活用してください。  1 担当者に過度に依存しない

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2つの生産形態

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正しい生産の5条件

生産3原則とは優先順にQ品質・D納期・C原価でした。 品質 Quality 納期 Delivery 原価 Cost (参照 https://note.com/kid839/n/nb2100db8b32a ) QDCは得たい結果であり、会社や職場には、それぞれの目標値(ゴール設定)があると思います。 例えば、次のような目標値。 Q品質 品質クレーム0件の月を年3回以上 D納期 納期遵守率100% C原価 残業時間0H この目標値が、「1年間で必達!」となったらどうし

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再確認!3つの工程管理

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