Kics|キックス

共に創る世界へ。競争から共創・協奏へ向かう歩み。

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マガジン

  • 「社会システム原論」的「視点」

    社会システム原論をベースにした記事を集めています。種々の視点を読者の皆さんに提供できれば、幸いです。

  • 理想の「組織」を目指して

    「組織」に関連した記事を集めています。相関関係があるので、ぜひ合わせて読んでみてください!

  • 経済学

    経済学に関する記事をまとめています。

  • 「世界平和」へ向けての「考察」

    世界平和へ向けての考察に言及してる記事を集めています。視点移動・哲学的な思想も含めて、持論を展開しています。

  • English sentences

    My "note" written in English. These sentences are included my philosophy, logical-thinking, daily consideration, and so on.

最近の記事

  • 固定された記事

「企業会計化家計簿」お客様目線で取り組む経理業務と複式簿記家計簿のススメ

 「常にお客様目線で仕事をすること」を心がけている。これまでに「営業」の経験はない。ずっと「経理」一筋であった僕だが、常にお客様目線で仕事を行ってきた。経理にとってのお客様とは、株主・社長・経営陣・他部門である。経理はいわゆる「サービス部門」である。単独では売上をあげることはできない。しかし、求められているニーズを理解した上で、数字によって分析を行い、資料という媒体で、(経営)判断に資する情報を提供すること。異常値を見い出し、危険があれば、アラームを出し報告する。いずれもお客

    • 全てのアクションには、必ずリアクションが伴なうということ

       「与えることを目的にするのではなく、自らの意思がそうさせる」状態や環境をつくることが大切です。  あなたの一挙手一投足が、周囲へのアクションとなって、最終的にはそのアクションに対するリアクションとしてあなたに返ってきます。返報性の原理ともいわれますし、因果応報ともいえます。「情けは人の為ならず」(人に情けをかけるということは巡り巡っては自分の為なのですよ、という諺)という言葉の真意を理解しているかどうかは、あなたの人生を豊かなものにするための重要な鍵になるに違いありません

      • 潜在意識レベルへの扉を開けた先に……

         下記のnote記事は、仕事においてかなりストレスを感じ、フラストレーションが限界まで溜まっていた時に、一瞬の映像とともに瞬間的に理解した内容を、頑張って言葉を紡いで文字情報に落とし込んだものです。  この現象をとある方に相談した際に、「おそらく潜在意識レベルと繋がった」状態ではないだろうか?という話になりました。脳内で点在する知識群が一瞬にしてつながり、一つの円を描くイメージのように、図形情報・映像情報として事象が目の前に広がったのをなんとなく覚えています。  これが求

        • 変化を恐れずに時代の「今」に対応することの重要性

          「人材」ではなく「人財」であることを認知せよ 人件費は経費にあらず。市場における認知は進んだものの、旧態依然として人件費をただの「経費=コスト」としてしか認識していない経営者もまだまだ多いようである。確かにコストという側面も理解できる。ただそれ以上に、人件費は単なるコストではなく、人に対する「投資」であり、「付加価値創造の源泉」であるという認識を持つことが必要である、と私は考える。世間のトレンドは常に変化を遂げている。この変化に乗り遅れてしまえば、旧態依然とした古い会社は、や

        • 固定された記事

        「企業会計化家計簿」お客様目線で取り組む経理業務と複式簿記家計簿のススメ

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        • 「社会システム原論」的「視点」
          10本
        • 理想の「組織」を目指して
          5本
        • 経済学
          5本
        • 「世界平和」へ向けての「考察」
          19本
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        記事

          人は誰しも自分を核にして世界を認知している

           どんなに優れた論理的思考の持ち主でも、自分を中心にして世界を認知している以上、その人の持つバイアスを取り払うことはできない。意識の質感であるクオリアの謎を解き明かすまで、人はその葛藤の中で生きていくしかない。たとえ、フレームシフト・ポジションシフト・タイムシフトを使いこなしたとしても、最終的にそれを認知するのは、自分であり、その核(コア)である自我の壁を超越することは不可能である。だが、それで良いと私は考える。人智とはその不可能性の壁の中で、苦悩した分だけ、強く、美しく進化

          人は誰しも自分を核にして世界を認知している

          Raison d'être レゾンデートル

           存在意義を表すフランス語である。誰しもが一度は考えたことのあるテーマではないだろうか?人生は有期限であり、一生は一度限りである。ひと一人が成し遂げられることには、その時間的制約により自ずから限界が生じる。ただ、悠久の時を経て、あらゆる偶然が積み重なり生命が誕生したのが、この星、地球である。我々は今という時代を生きている。  これは単なる偶然なのであろうか?いや、そんなことはない。今を生きていることは、長い年月を重ねてきた歴史の産物であり、過去、現在、未来へとつながっている

          Raison d'être レゾンデートル

          全てが全てに依存する ー複雑に絡まった因果関係ー

           社会システム原論の最小にして最大の解、それが「全てが全てに依存する」というものです。あらゆる事象はつながっていて、何かのアクションには必ず何らかのリアクションが生じます。それ故に「予期せざる効果」を引き起こします。複雑に絡み合った現代社会は、複雑な因果関係の渦中にあり、何かを期待したアクションには、予想だにしなかったリアクションがもたらされることが往々にして発生します。 情けは人の為ならず 「人に情けをかけるということは、人の為ではなく、巡り巡っては自分の為なのですよ」と

          全てが全てに依存する ー複雑に絡まった因果関係ー

          情けは人の為ならず ―因果応報―

          諺(ことわざ)の由来 表題は有名な諺ですね。でも正確な意味を理解している人は割と少ないのではないでしょうか?このことわざの意味しているところは、「人に情けをかけるということは、めぐりめぐっては自分のためなのですよ」というのが本来の意味です。故に、「因果応報」という四字熟語を隣に添えました。  この諺は、かなり本質的な核心をついているのではないかと僕は考えています。この世の中の人間界における社会をシステム的なレイヤーで認識しようとしたときに、社会システム原論という考え方が登場

          情けは人の為ならず ―因果応報―

          精神的外傷 Traumatic Stress Disorder

          自覚症状 世界に満ち溢れているT・S・D(Trauatic Stress Disorder)。この事実は、僕の精神状態を追い詰める一要因です。世界は複雑に絡み合っており、これを学術的に表現するとすれば、「全てが全てに依存する」という社会システム原論の最小にして最大の解になります。  ただ単純な問題を解くだけであれば、これ程までに無意味に苦しむ必要はなく、それにも拘らず、僕の性格=Personalityは、誤解を恐れずにいってしまうと「世界の病み」が「僕の病み」であるとしか表

          精神的外傷 Traumatic Stress Disorder

          「機を読むことへの挑戦」

          「自分には先を感じる力がある」 なんてことを小さなころから感じながら生きてきました。なんとなく先のことが読める訳です。簡単に言うと「思ったとおり」になることが多かった訳ですね。 でもなんでだろう?と考えたときに、「タイムシフト」・「フレームシフト」・「ポジションシフト」なんていう技法を、自然体でやっていたことに最近になって気付き始めたわけです。 要は、「複数の時系列を整理する(それぞれの過去・現在・今後)」・「複数の枠組みを考える(個人・チーム・会社・社会)」・「立場を

          「機を読むことへの挑戦」

          シンプルに(信念と覚悟)

          「問題の解決方法は思いのほかシンプルなところにある」 とは良く言ったものだ。 「自分自身が真実から目をそむけない限り、すべての問題は解決できる」 とは良く言ったものだ。 「現実を深く深く掘り下げると逆に難しくなることのほうが多い」 とは良く言ったものだ。 「自分自身の発言がまた余計な誤解を生むことを恐れてはならない」 とは良く言ったものだ。 「自分自身の矛盾に対しては自分自身で解決するしかない」 とは良く言ったものだ。 「問題を解決するためには『自分自身が

          シンプルに(信念と覚悟)

          戦争論 ―体験と記憶、伝えるをカタチにしたとき―

          今回のレポートの趣旨 レポート課題としてあげられてるテレビ作品はいずれも2005年8月に放映されたものであるが、この2005年という年は、戦後から60年、震災から10年にあたる節目の年であり、「体験を風化させない」・「記憶を伝える」といことが頻りに叫ばれた年であった。今回のレポートの趣旨はこれらについて批評するということである。 「体験」や「記憶」のもつ性質 「体験を風化させない」ことや「記憶を伝える」といったことを考える際には、まず「体験」や「記憶」といったものそれ自体に

          戦争論 ―体験と記憶、伝えるをカタチにしたとき―

          社会システム原論 ―概念集―

          アロウの4条件・順位評点方式は条件Iを満たすか?  満たさない。何故なら、順位評点方式で点を割り振る場合、他の選択肢も含めた全体を吟味した上で点を割り振らなければならない。すると、無関連選択肢からの独立性(他の情報を考慮しない)という条件Iの原則に反してしまう。従って、順位評点方式は条件Iを満たさない。 ・伝統による決定はアロウの4条件を満たすか?  満たさない。何故なら、伝統という一言で片づけてしまうと、他の人が望まない、かつ現代の流れにも合わない「悪しき伝統」が押しつけ

          社会システム原論 ―概念集―

          理想の「組織の在り方」を考えてみた!in respect to "Gini coefficient"(ジニ係数)

          ジニ係数が0の組織とは?Gini coefficent(ジニ係数) 1. 縦軸に累積所得(%)を、 2. 横軸に累積人口(%)をとり、 3. 45°の直線を引いたときの三角形の面積(⊿)と、 4. その下に弧を描くように曲線を引いた時の直線と曲線の間の面積(S)  これは、「平等・不平等を測る指標」です。  このとき、このジニ係数は、下記のように記述されます。 Gini coefficient = S / ⊿  この係数、 ・完全平等のときは、 Gini = 0、 ・

          理想の「組織の在り方」を考えてみた!in respect to "Gini coefficient"(ジニ係数)

          マクロ経済学「デフレ・レポート」

          ■デフレーション【De-fla-tion】とは (通貨収縮の意)通貨がその需要量に比して過度に縮小すること。通貨価値が高くなり、物価は下落するが、企業の倒産、失業者の増大などの社会不安を伴う。(『広辞苑 第四版』)  デフレーション(デフレ)はインフレーションとは逆に、通貨供給量や総需要の減少により物価が継続的に下落する現象である。商品取引が不活発となり、経済活動は不振となる。  「少なすぎる需要を、過剰な供給が追いかけることにより生ずるもの(Deflation would

          マクロ経済学「デフレ・レポート」

          Today - Peaceful World -

          The world of this place. It's always beautiful. So, I therefore think, this is a peace. All is me, who is myself. It bring about my emotional peace, on the other hand, also bring about my emotional disorder, sometimes. If the world is myse

          Today - Peaceful World -