メンバーに気持ち良く稼働してもらうためには

事業主側にいると広告領域やマーケティング領域の担当者とだけではなく、営業やシステムの方、事業を企画する方々など様々領域の人たちと連携する必要があります。

特にマーケティングは方針を決めて、各部所がどこに向かって行くべきかを決定し、進捗がどうなっているのか常に数値で確認しておく必要があります。

更にユーザーの獲得から、リードナーチャリング等を含めてどのように売上に結びつけるのかという導線を整理し、問題があればその箇所を調整する必要もあります。

よって見るべき領域が広く、データを整理したり、見るべきKPIを把握できていないと業務を円滑に行うことが出来ません。

また調整に多くの時間を使う必要があるため、実際に自分自身で作業をする事は少ないです。

重要な仕事としては戦略・方針を考えることの他に、『他のメンバーに協力してもらうためのコミュニケーション』が重要になります。

メンバーに依頼をする時に重要なことは次のとおりです。

①稼働の上限を確認し、工数の空き状況とタスク優先順位の妥当性の把握
②各部署が得意とすることを理解する
③依頼するときは改善したい指標と目標値を伝え、現場から意見をヒアリングする
④マーケティング領域でモニタリングする指標と、現場のマネージャーに確認してほしい指標を伝える
⑤進捗を確認するフローや頻度を確認する

①に関して、おすすめの工夫は可能な限りメンバーの名前を覚えることです。

誰がどんな対応をしてくれているのか知る際に名前を覚えることで、特に営業の方などの個人のパフォーマンスに差が生まれやすい領域では施策のPDCAを回す際に有効な情報になることがあります。

マーケティングは全体の売上を上げるために、各部署の稼働や方針そして役割を調整する『オーケストラの指揮者』のようなポジションになるため、各部署とコミュニケーション頻度を高めて成果をあげていくことがとても重要です。

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