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配信で最高初体験ーかまいたちの単独ライブを見たー

かまいたちの単独ライブ「on the way」を配信で見た。

配信で見ることって地方民にとっては嬉しいことと以前にも書いたが、今回は配信は生とは次元の違う価値を思い切り提示できるということを証明した。

どうしても配信は生には勝てない。

これはもう運命であったはずだ。そりゃ表現は生で見るに限るのだから。
そんな中で“せめて配信で”同時間性を共有するーこれが配信の“せめてもの”価値だったと思う。

つまり主が生で、従が配信。

しかし、今回のかまいたちの配信はそんな定説を覆すほどのものだった。

だって、あの楽しさは“生”では感じることができない体験だったからだ。

10台のカメラでかまいたちのライブを追う。
これだと普通に聞こえる。
しかし、この10台の内容が配信こそが生とは別の価値を提示することになっている。

楽屋や舞台裏まで見ることができる10台。

かまいたちが漫才とコントと両方で笑いが撮れることもこの10台の意味を大きくしていたように思う。

漫才に相応しいアングルとコントにぴったりなアングル。
これを見つけただけでも興奮ものである。

文字通り、さまざまな角度でかまいたちの笑いが堪能できるのだ。
配信はおそらく1回の視聴では終わらない。いや終われない。何度も見てしまう。

もちろん、かまいたちのオール新作の漫才、コントが凄まじく面白くて笑いが止まらないことが、配信の威力を何倍にも増幅している。

“3人組漫才”も“スニーカー問答”も山内さんの狂気満載で、それを濱家さんが“ちゃんと”ツッコミを入れている空間が独特の面白さ。かまいたちワールド全開で期待を上回ってくれた。

さて、この最高ライブの配信は10月初旬までしか見ることができない。
ああもったいない。
あと何回見るかなぁ。


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