一人ひとりの個性を伸ばすとわがままな大人になってしまうのではないかという心配などしなくてもいい
ニュージーランドの学校教育では、できるところを伸ばす教育が行われている。
全ての科目ができなくてもかまわない。英語や数学などのアカデミックの科目ではなくても、アートやスポーツができれば、同様にそこを伸ばす。
そんな教育の結果が、オールブラックスの強さにつながり、ロードオブザリングなどの作品が出てくる下地にもなっている。
でも、実際に子どもをニュージーランドの学校に入れている親御さんからは、「できないところももっと伸ばしてほしい」とか、「できるところだけのばしていくと、変なかたよった自信がついて困る」などという意見もあるようだ。
確かに、ニュージーランドはできるところを見つけて、徹底的にほめて伸ばすやり方だから、できない科目は全く手を付けない人も出てくるし、ほめられると、そんなに実力がないのに調子に乗ってしまう人もいるかもしれない。
でも、それでいい、というのが、ニュージーランドの考え方だ。
実際に、弊社の留学生の中にも、スポーツやアートの分野が好きで得意で、そればかりやっている留学生もいる。そしてその部分は、学校の先生や周りの人に認められ、どんどん才能をのばしていく。
だから、他の科目や他のスキルはなかなか伸びない人も多い。
しかし、そんな、「できないところがある」人たちも、「変なかたよった自信」を持っている人たちも、大学に進学したり、スカラシップをもらったり、スポーツで大活躍したり、将来を有望視されたりしている。
社会の中で、ちゃんと生きているし、生きていく力をつけているのだ。
もちろん、いろんなことがまんべんなく、どれも一定以上できるのもいいだろう。
でも、何か一つ秀でたところがあって、それを見つけて、どんどんのばしていくことも、同じようにいいことなのだ。ほかのことができなくても、全く心配することはない。
その一つ秀でた才能をのばしていくときに、他のスキルや知識がもし必要になれば、そのときに身につければいいのだ。持っている才能を使って社会で活躍したいと思ったら、本人が足りない部分に気がつくだろう。それから学んでも、身につけても、決して遅くはない。
だから、今、なにか一つでも自信のあること、秀でたところ、周りから認められている部分を持っているひとは、そこをどんどんのばしていくことに集中すればいいと思う。
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