見出し画像

日本とNZとでは笑いのツボが違う

ニュージーランドにしばらく滞在された方やニュージーランドの友達がいる方はなんとなくわかっていただけると思うけれど、日本とニュージーランドでは、笑いのツボが違う。

ホームパーティに行った時などは特にそうだけれど、ユーモアのある話というのは大体、次のような感じで、一人がずっと話すことで進んでいく。

「この前ね、〇〇さんに会ったのね。その人は、まずこう言ったの。それに対して、私がこう返すと、その人はそれに対して、またこう言ったのよ。私はそうかなぁ、と思って、またこう言い返したら、その人はね、なんと、こう言ったの。****は+++で、××××なんだよーって。わっはっはー!」

それを聞いていた周りの人たちも、手を叩いて笑っている。

形式としては、日本の漫談に近い。スタンダップコメディとも言えなくはないけれど、周りの反応をあまり気にせずに、延々と話す。おおよそ長い前振りがあって、その前振りにもわりときちんとしたストーリーがあって、そしてオチにはそれほどのインパクトがないと感じることも多い。

でも、ニュージーランドの人たちは、腹を抱えて笑っている。

笑いのレベルとか質とかは私には全く分からないけれど、どうも笑いのツボが違うように思う。

日本ではボケとツッコミで構成される笑いに慣れているから、延々と一人でストーリ性のある話があって、最後にぼやっとしたオチがくるだけでは、なんとも言えない感覚になる。思わず、「なんでやねん!」とツッコみたくなるし、そのほうが、笑いが大きくなるのではなどと思う。

でも不思議なことに、だんだんニュージーランドの笑いに慣れてきて、一人話のストーリーの後のぼやっとしたオチに、ケラケラと笑っている自分を発見する。

人の持つ笑いのツボも、環境によってだんだん変わってくるのだろうか。

++++++++++
NZ中学高校留学・大学留学 オンライン 個人相談会!!
2023年 7月23日(日) 
09:00~15:30 
(日本時間)

お問い合わせ
kickoffnz.co.nz/soudankai/

- 相談会参加費用「無料」
- 事前予約制
- お一組様30分間程度
- Zoomなどを使った #オンライン相談会
++++++++++


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?