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やりたくないことを無理やりやってもうまくいかない

昭和のスポコン漫画などが流行っていたときには、どんな状況でも、いつも歯を食いしばって、前を向いて、頑張って、汗まみれになりながら、ゴールに向かって進んでいくことが、とてもいいことだとされたし、全ての人にとって必要だとまで言われていた。

時代は変わった。

今は、とにかく歯を食いしばって言われたことを最後まできちんとやり遂げろなどと言うと、パワハラだと言われる。

それは、昭和のスポ根時代、徹底的にそのように言われてきた世代からすると、おおよそ理解できないだろう。

でも今の時代に生まれて育っている人たちにとって、歯を食いしばれというのはパワハラに近いことなのだ。

やりたくもないことを、上司や先輩からきつく言われたからといって、ただそれだけの理由で、歯を食いしばって、頑張って、最後までやり遂げるなどというモチベーションは持ちあわせていないし、そんな気もさらさらない、という人が増えてきている。

その気持ちもすごくよくわかる。

だって、やりたくないことを無理矢理やっても、うまくいかないことも多いし、能率も上がらないし、効率も悪い。おそらく、結果も満足のいくものにならないだろう。

だったら、自分がやりといと思ったことを徹底的に深くやる方が、その部分においては、良い結果を残すことになる、と考えるのも不思議は無い。

簡単に言えば、やる気のないことはやらずに、やりたいと思ったことだけを徹底的にやる。そういう生き方が良いと考える。

これを批判するのはとても簡単だ。やりたいことばかりやっていたって、世の中がうまく回っていかないし、ときには歯を食いしばってやりたくないこともやる必要があるだろう。そういうことをしないと、人間は成長しない。

この批判は、一見正しいようにも見える。

でも、時代が変わってきた今、変化に合わせて、考え方を変えてみるのもいいかもしれない。

やる気のないことは、まずはやらなくてもいい。でも、どうしてもそれが自分にとって、あるいは周りの人たちにとって、あるいは社会にとって必要なことであれば、自分で自分の気持ちを、やりたい気持ちに変えて、やろうという気持ちを自分で起こすことができたのなら、それに取り組む。

ポイントは、やるべきことだからやるのではなく、やりたいことだからやる。そして、自分自身で自分をコントロールして、やりたい気持ちに変える。

周りの人たちは、その人をどのようにしてやりたい気持ちにさせるのか、にフォーカスする。

私の言ってることは間違っているのかもしれないし、理解できない方もいらっしゃるかもしれない。もちろん反対意見もあるだろう。

でも、やりたくもないことを、誰かから言われたからといって、毎日毎日ずっとやり続ける。歯をくいしばって、耐えながらやり続けるという生活は、もう御免だ、と考える人たちがいても、私はいいと思うし、これからは、そんな人がマジョリティーになっていく時代なのだとも思う。

だったら、周りの人たちも、そんな時代に合わせていくことが求められるのではないだろうか。

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