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【ポケモンSV】僕ももう林間いかなきゃ!①

林間(りんかん)
正式名称は林間学校。春から秋にかけて行われる宿泊を伴う学校行事。飯盒炊爨や登山、キャンプファイヤー、クソ早朝ラジオ体操、ポケモンバトルなどの課外活動を通じて生徒の人格形成・思い出作りを目指す。夏の季語。
例:林間で道田がアリアドスに刺された時はもうダメかと思った。

「ポケモンSV ゼロの秘宝」の前編「碧の仮面」配信から早3ヶ月。「ポケモンは元気な時に遊びたいから」という理由でずっと寝かし続けてきたが、ついに後編「藍の円盤」が配信されてしまった。
幸いメンタルもずいぶん元気になったので、いよいよ林間に行くことにした。12月やけど。

お姉ちゃんに土の味分からされる

ジニア先生に呼び出され、林間のメンバーに選ばれたことを告げられる。
え、待ってペパーちゃんは?俺とペパーちゃんはバス隣の席やし一緒の班でカレー作るし夜はお互いの好きな子の話するが?

ドラゴンみたいな眼した引率の先生に連れられてど田舎キタカミの里にやって来た。メンバーの中に知ってる子はひとりもいない。ぼっちだ。この世界の俺は一生の宝物を見つけたはずなのに、またひとりから始めさせられるんだ。

もう嫌や帰りたトンボでっっか
個人的にポケモンSVはポケモンの質感がすばらしいと思います。バス停や電柱など身近な物の近くにポケモンがいると、より「ポケモンのいる世界」をリアルに想像できて楽しいですね。

そうかヤンヤンマって現実にいたらこんな感じかぁ。死ぬほど怖いな
親指の先くらいのデカい蜂に追っかけられた時でさえ泣きそうになるのに、こんなのに追いかけられた日にゃ二度と外出れんくなるわ。

でもヤンヤンマはすごくかわいい。近づいても襲ってこないし、なんならピューって逃げていく子もいる。そういえば現実のトンボもおとなしいしな。

スカウト中

パルデアを一緒に旅したパーティの子たちはみんなLv.100になっていたので、林間は新しいポケモンを捕まえてその子たちと遊ぶと決めていました。
とりあえず田んぼにいるヤンヤンマ、キミに決めた。え、「かそく」持ちなの?めっちゃ優秀じゃん…殿堂入りとか興味ない?

良い口上

最初の町、スイリョクタウンに到着するや否や地元のヤンキーに絡まれた。
この女…かそく持ちヤンヤンマの厳選でちょっぴり疲れた俺に喧嘩売って来やがって…弟くんの前で泣きヅラ晒せやぁ!!

え、これ無理じゃない?
トンボ1匹に対して3匹はちょっとガチすぎじゃない?今から地面に顔擦り付けて「土おいしいです!!ブヒィ!!」って言ったら許してくれたりする?しやんな?

あー…、覚悟決まっちまった。こんなとこで下向いてたらライバルに合わせる顔がねえもんな。
ヤンヤンマ!初手テラスタルで加速しまくってなんやかんや3タテじゃあ!!

無理でした
宝探しの順番ミスってメロコに喧嘩売っちゃった時以来の全滅です。まさかかえんほうしゃ飛んでくるとはな。
ネモごめん。あなたのライバルは今極東の地ですげえカッコの女に頭踏まれてます。助けてください。

負けたのにイベントが進んでいる!
これは正直驚いた。それに嬉しい。僕はできれば負けは負けとしてちゃんと認めて欲しいという歪んだ欲求をゲームに対して持っているので、個人的にこのイベントはすごく良かったです。
俄然ワクワクしてきた。てかこの子笑うとめっちゃかわいい。どうやら舎弟にしてくれるらしい。え、お姉ちゃんって呼んでいい?

おじいちゃんのダイナミックエントリーによりお姉ちゃんと弟くんがどっかに行ってしまった。

「さっきあの姉弟から変なことされませんでしたか?」
「あぁ、はいすごく興奮しました

たどり着いた答え-エアスラ怯み戦法-

清々しい営業スマイル

公民館で孤独な夜を過ごした翌朝、ブルーベリー学園の生徒としてお姉ちゃんと弟くんを紹介された。
林間の課題は2人ペアで3つの看板を見つけ出し写真を撮ること。お姉ちゃんと田舎デートしたくて仕方がない俺は、ハゲの話が終わるや否や舎弟にしてくださいと挨拶に向かった。

名前を覚えられている。
そうです、あなたの犬の名前です。好きな特性は「かそく」です。よろしくお願いします。

お姉ちゃんから弟くんとポケモンバトルをしてくれるよう頼まれた。ここはお姉ちゃんの好感度を上げるために引き受けた方がいいだろう。それにまずは弟くんと仲良くなって外堀から埋めていくのも悪くない。
そんな下心100%の豚に向けられた笑顔がこれ。え、この子絶対俺のこと好きじゃない?

悪いな弟くん、お姉ちゃんの前やから手加減してやるからさってお前もかわいいんかい。どうなっとんねんキタカミの里。ぼっちやけど来てよかったな。

いや、だから無理じゃない?
こっちトンボ1匹だっつってんだよ。漢らしく手持ち1匹にしてこいよ。そんなにお姉ちゃんの前で俺を辱めたいの?

とはいえ負けてらんねえ。弟くんに負けてるようではお姉ちゃんに相手してもらえるわけがねえ。
スグリくん、俺がポケモンバトルってもんを教えてやるよ。

エアスラ怯み戦法

いいかいスグリくん、覚えておくんだ。ポケモンバトルってのはね、パチンコなんだよどんなに確率が低くても、諦めずに最後まで自分のポケモンを信じたやつが勝つんだよ。

ゲロ以下の匂いがプンプンする戦法で無事スグリくんに勝利。しかし、まさかのお姉ちゃんではなくスグリくんとペアを組む展開に。
スグリくんとペアを組むのは嫌じゃねえ。むしろ仲良くなれるタイプだと思う。俺が許せねえのはお姉ちゃんが他のやつとペアを組むことだ。それだけは許せねえ。

もう俺パルデア帰る!!

To be continued...

次回

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