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洋服やファッションについて考えたこと

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30代。ファッションへの態度も曲がり角を過ぎ、洋服やブランドそのものよりも、ファッションを取り巻く社会のムードやトレンドが生まれる背景などに興味が湧くようになりました。
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2020年8月の記事一覧

ファッションセンスとは要は勉強なのかもしれない

ホリエモンという人が「寿司屋が何年も下積みをするのはバカ」といったらしいが、俺にはよくわからない。 寿司職人に下積みはいらないかもしれないが、ファションセンスは確実に下積みで養われる俺が寿司をいただくのは都内ではもっぱらスシローあるいははま寿司で。青さ汁とサーモンマヨ的な寿司ばかり食う。 地元の北海道では、マジでガチでその辺の回転寿司が壊滅的に旨い。特にトリトンという店は、ネタがデカいので食べ応えがハンパなく、週末の昼時となれば沿道に延々と渋滞ができるぐらい人気。 恐らく

ブランドは今、どうマスに拡散するか

いくら限られた人にしか所有できないことを売りにしてきた高級ブランドと言えど、ビジネスチャンスは逃したくないわけであり、金を出してくれるのならホームレスにだって服を売りたいのがホンネというやつだ。 かつてのコムデギャルソンの店員なんかは、てめえには似合わんからやめとけ、と言わんばかりの接客をしていたどころか実際に「お客様にはあまりお似合いにならないかと思います」と堂々と言ってのけていたという噂があるが、今ではそのギャルソンすら結構金のない若者とかファッション感度の高くないニワ