前職の記録

入職時と退職時に機密保持契約を
結ばされた
破った場合の賠償金は1000万
出社初日にこれらの契約書に
応接室でサインをさせられ
実質拒否は不可能だった

転職活動をしていると
退職理由を聞かれる
本当のことは
勿論言えない

上司にパワハラされたとか、
組織もやばかったとか、
経営が疑問だったなんて
話しても良い印象を
持たれない

この世には謎の暗黙ルールが
あるのだ
その為真面目に退職理由を話す
人はいない
当然私もだ
アホみたいだがそれが現実だ

本当のことなんて
何も言わない、隠している
その結果、半年で辞めたことへの
ツケは私の方にやって来る

たとえばパワハラがある、
会社としてやばいことを
していたのが事実として
それを在職中に適切に
訴えたのかとか
行動したのか?と問われると思う

辞めてから愚痴愚痴言うなよと
言う横槍だ
しかし相手が巨大であった場合
お抱えの弁護士がおり
容易く封じ込められる可能性は
大いにあることだ
(実際そういう企業だった)
それがわかっていて真実を
指摘できる者など極僅かでは
ないだろうか

中には猛者が居て立派に成し遂げる
人もいるがその人たちが皆一様に
幸せかと言うと全く報われている
ようにはあまり見えない
それが現実だ

被害を訴えた場合の膨大な時間の
労力や苦労、その間の無収入などを
思うととてもじゃないが
報われたとは思えない

悪いのは誰か 
勿論クソ企業の方なのだ

当初は私もやんわりと、ここの
やり方おかしいですよとか
上司が理不尽なことを
言いますと訴えていた
しかし少数精鋭であった為
この上司より上の人間は
2人しか居らずそしてその2人も
アタオカだったので救われようが
なかった

いくら訴えても解決はしない
それどころかトップ自体が
おかしかった
だからどこにも窮状を伝えることも
できず解決策もなく
私は苦しんでいた
唯一の解決策は上に行くことしか
ないと思い初めは
ガムシャラに働き、結果を出し
認められ報酬もそれなりに
貰っていた

けれどそのどうにもならない
頭のおかしい上司とこの先も
関わり続けないとならない
と言う事実が、
あと数年後に蹴落とすと決めても
その期間ですら耐え得るのが
不可能なくらい苦痛だったのだ

それに加えて会社の方針も
未熟で稚拙で汚かった

上司は女性なのだが
外部の委託先などとやり取り
する際もオンラインで周囲の目も
気にせずに

仕事できる人寄越してください
私、仕事できる人としか仕事
したくないんで

と、大声で言放つ人だった

上記のやり取りだけでやばいことは
理解いただけると思うが
この調子で自分より格下だと
思うものへの横柄な態度が酷かった
例外なく私にもそうだった
さらに私よりも酷い扱いを受けて
いる人はもっといた

余談だが上司が最終的に私に
選考を決めた理由は

私のことを裏切らなそう

だったらしい そう他の人に
呑みの席で話していたのを
後述する虐げられている社員から
聞かされた

他にもYouTube動画の編集を
していた際に本編には入らない
ところで私の事を子分と言い
私の子分は良い人と他の人に
話している音声を
聞いてしまった
非常に不快だった
私は企業に属しているのであって
お前の子分ではない

おかしいのはトップもだった
看板ドクターが
(メディアにも出ている)
すこぶる奇天烈な為、関わる
人が限られていたこと
会話が成り立たないほどコンプラ
意識のない発言をする
横柄の人のため皆ヒヤヒヤしていた
本当は出演も昨今のコンプラ
上、炎上しそうで危うい
それについても何度も議論されていた

ドクターにはお抱えの占い師がおり
占い師が良くないと判断した人物は
中途で入社しようと遠くへ飛ばされた
本人は希望を持ち望まれて入職したのにも
関わらずだ
(ちなみにドクターの話)
カウンセラーや看護師ではない

社長もおかしかった
比較的あの中ではまともな感覚で
あったが
狡賢く誰にでも良い顔をする反面
利得にならないことは容赦なく切る
人だった

ある時期から突然夜勤というものが
発生するようになった
美容クリニックなのだが
ナースにだけ突然夜勤を強いるように
なった
当然現場は夜勤をしたくなく
話が違う、契約が違うとキレた
無論契約外の行為だった
それに対して社長は逆らう奴は
いらないと
従う者だけを優遇する
やりたくないものは断っても
良いが評価はしないと言い切った
故に渋々従うしかない状況だった

この話には経緯がある
夜勤が始まることになった
理由
本来美容クリニックで夜勤など
普通はない
日勤のみだ
聞いたことがあまりない
ではなぜ美容クリニックなのに
夜勤をすることになったのか
それは
患者が死んでないかと心配するのが
嫌になったからなのだ

ガチガチの整形クリニックだった為
骨を切る、脂肪を吸引するなどの
施術は日常茶飯事だった
一見明るそうに見える世界で
成功した様子をネットにあげて
信じる者もいるだろう
それを見て夢を見て更に施術を
受ける人もいる だが
本来整形はリスクが伴う
そのために同意書にもサインをさせる
それでも患者が死んだら、
重篤な状態に陥りニュースにでも
なったら、
クリニックの存続は危うくなる

一見簡単に受けられるように思うが
脂肪吸引も骨切りも相当リスクがある
ハッキリ言って死ぬ可能性もある
それが何%のリスクだろうと
何万人に1人だろうと
死んだらお終いだ
どれだけ同意書にサインをさせても
死ぬことは許容されない

上記の2つの施術を行なっている
クリニックはどこであれ、
死者は出していなくとも必ず
危険な状態に陥った経験があるのでは
ないだろうか
表には出ないだけで働いている者、
中垂にいるものは知っているし
他社の情報も入ってくる
筒抜けだ

前職では死者は出ていないものの
危険な状態は何度かあった
リスクの高い施術を患者が受けた時、
翌日連絡が取れるか
本来は来院して経過を見る
取れない場合自宅で死んでいるのでは
ないか
その不安が常に常に付き纏うと言う
怖くて仕方ないと言う

ちなみにこれらを心配するのは
理事長やドクターではない
経営者や社長だ
ドクターはむしろ、やりたいやりたいと
新しい技術も積極的にやろうと
していた

翌日に患者が死んで
いるのではないかと心配し、
連絡が取れないと
自宅に赴いて安否を確認するような
行為をすることが精神的苦痛、
嫌だったのだと言う

その為リスクの伴う手術を
する際は入院してもらうように
決めたらしい
そのための夜勤だった

しかし看護師からしたら話が
違う、夜勤などしたくないし
契約違反だと訴えるも
社長は
法の穴を掻い潜って
違反ではないからと
無理矢理に決定してしまった

あとから社長より私にだけ
聞かれされたのだが
やはりあれは法律違反らしい事
無理矢理捻じ曲げたが
本来はダメらしい
でもそれを隠してやっている
との事だった
それを聞かされて私は反吐が
でる思いだった
この頃には相当辞めたいと
毎日考えていた

ちなみに常にトラブルが起こって
おり、裁判が起こる事もしょっちゅう
だった
よくまあこれだけ毎日何かしら
起こるなと呆れていた
顧客側の思い込みの場合もあるのだが
明らかな不手際のようなものも
実際はあった
ただ美容クリニックと言うものは
非を絶対に認めない
謝ったら負けかのように必ず
跳ね除ける
その為ならお抱え弁護士も出動
させる
それと少しでも何かしら批判的な
ことを言ってくる顧客いよう
ものなら裏ではボロクソに悪口を
言っていた
カウンセラーたちがだ
まるでいちゃんもんをつけてくる
顧客という印象だった

私は違う建物で仕事をしていた為
現場にいることは多くなかったが
それでも目についたし
なんなら現場と関係のない人事や
事務職までやっかいな顧客と
馬鹿にしていた

それが私には慣れず辛くて
辞めたいと思う気持ちに拍車を
かけていた

些細な嫌なことなら山ほどある
人事の女性が
生理になると人に当たるとか
この人は生理以前でも人に当たるのだが
人事宛の電話を取り次ぐとキレる
露骨に嫌な態度を出したり
無視をする
どうしようもなく稚拙な人だった

このような人事に現状を嘆いても
解決してくれるわけがなかった
それどころか私の上司と仲が
良かったので訴えた内容は
筒抜けで翌日さらに上司から
当たられる始末だった

わたしはデザイナーだったが
技術もない人に(操作できない)
理不尽を常に言われていた

丁寧に丁寧に人物切り抜きをし
調整した画像も

汚い、iPhoneで加工した方がマシ

と言い放たれた事がある 
この会社に私よりそう言ったスキルを
持つものがいなく
私は悔しくも再度時間をかけて
それをやり直して提出した
正直前のものと大差あるかと
言われたらそう変わらない筈だ
どちらも綺麗に仕上げていた
そちらは通った
全く原因がわからなかった
あとから考えると機嫌が悪かった
だけとしか思えなかった

なにより不満なのはあとから
私と同じ業務をするようになった
人がいてその人に加工をさせた
ところ相当汚い仕上がりに
なっていたのだが、上司がOKを
したところだ
意味がわからなかった
単に私が嫌われていただけ
当たられただけかもしれない

ただ上司とその加工をした子は
仲が悪く口をきかなかった為
指摘できなかった可能性もある

それは私にとっては関係なく
むしろそんな理由で適当な
仕上がりで良いのなら
なぜ私にだけあんなにキツく
失礼な物言いをしたのか理解が
出来なかった

出来ない人に指摘されるわけの
わからない言いがかりほど
腹が立つものはないと思う

また社長は末端の部にある
社員のことを蔑んでいた
あなたたち仕事できないと
思われてるよ?馬鹿にされてるよ?
と、平然と本人らに言っていた

末端と言うのは受電をする部の
ことだったが
末端などでは勿論ない
しかし上司や人事、社長らにとって
そこにいる人たちは虫ケラの
ようなものだった
待遇も違ったので給料も驚く
ほど低くボーナスなど寸志同然
だった

私は転職面接の時にそれなりに
交渉をしていたのもあり
スキルも買われ、会社内では
良い給料の部類だった
(無論ドクターは除く)
当然皆それくらいもらっていると
思っていたので事実を知った時は
驚いた
また私自身の賞与も雀の涙程度で
ガッカリしたが、末端と言われる
人らはこれよりも酷いのかと思うと
搾取甚だしく泣けてきた

たぶん、私と同様なクリエイターの
子でも派遣上がりの人の場合は
総支給20万、賞与10万にも
満たなかったと思う
やばすぎる

本当はもっともっと酷い内容が
あり書きたいのだが
初めに書いた事もあり
あまり表には出せないでいる

折を見てまた綴りたい

とりあえず、短期間で離職したのは
こいつらのせいなのに私のせいに
なるのはアホらしいよなぁ!
と面接のたびに思いつつ
今日は終える


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?