令和初の歌会始でございます。
本日は歌会始の儀が行われましたね。
令和元年を記念しまして
私も昨年宮内庁へ初めて歌を出しました。
残念ながら、お招きはありませんでしたが(笑)
選にもれた歌は。都道府県別にまとめられ
天皇陛下が目を通されるのだそうです。
子供の頃はニュースなどで歌を詠み上げられるのを聴いても
正直、違和感さえあり、
ピンときませんでした。
ですが、21世紀を迎えます頃から日本の文化に目覚め、
少々和歌に触れるようになりましてから
日本語の豊かさを感じ
「言霊の幸ふ国」を実感するようになり、
今年ほどこの儀式の素晴らしさを感じた年はありません。
やまとうたは、人の心を糧として、万の言の葉とぞなれりける。
・・・・
力も入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ、
男女の中をも和らげ、猛き武士の心をも慰むるは歌なり。
(古今和歌集 仮名序より)
三十一文字という形のあることで
言葉が受け継がれ、時代時代に磨かれて伝えられてきたことも
さざれ石の巌(いわお)のごとく
本当に豊かな文化だと思います。
天皇、皇后両陛下の歌は直筆で懐紙に書かれたものが
松の間の会場で詠み手によって広げられていました。
どんな文字をお書きになるのかと想像しつつ、
書も美しく書けるようになりたいと
改めて思いました。
来年のお題は「実」。
締め切りは9月末日です。
今年はあなたも挑戦してみませんか?
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