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語りかけるうるわしき色たち

こんばんは!きち之助です。

近所で鯉のぼりが上がりました。
その風景に何だかホッとしました。

季節が刻一刻と移り変わり
様々な「みどり」が語りかけてきます。

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学校の図工の時間には
みどり、黄緑、深緑くらいしか学べませんでしたが
「蓬色」「柳色」「裏葉色」「青柳」・・
日本にはたくさんの色の呼び名があって
その違いを感じつつ楽しんでいたんですね。


平安時代の十二単のように
舞台衣装ではなく
リアルにその美しさをまとっていたのですから

いかに季節を感じ、自然の恵みを感じ
親しんでいたかがわかります。


慌ただしい毎日で
「効率」や「機能」が重視されるような現代ですが
この時代にあっても
日々豊かさを味わっていたいなあと思います。


先日ご紹介した「武士の娘」杉村鉞子著のページをめくりますと
日本を訪れた多くの外国人が驚愕したように
いかに「うるわしい」国だったかうかがえます。


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やまとは国のまほろばたたなづく
あおがき山こもれるやまとしうるわし
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「うるわしい」という言葉に対して
ずっと気恥ずかしかったのですが
幸いにも日本の文化の豊かさを知り
日常の中でその美しさを感じられることを
今は誇りに思います。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございました!

今日もあなたにとって素敵な一日でありますように!

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