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超えるということ

23日、全国高等学校野球選手権で京都国際高校が初優勝。
現在京都に暮らす私としては喜ばしいニュースだったのだが、
正直心境は複雑だった。

そもそもこのチームがめきめきと実力をつけてきていて、
甲子園でハングルでの校歌が何度も流れていたのを知らず、
今回の準決勝の試合が終わったときにたまたまその歌が流れ、
日本語字幕を見て驚いてしまった。

そしてもしもこの学校が優勝すると、
甲子園で最後にこの歌が流れるんだなあと思い、
決勝戦は関東第一を応援していた。

0-0、五分五分の好試合が続き、
延長戦で2-1、京都国際高校が初優勝を決めた。
新しい時代を感じずにはいられない瞬間だった。

ところがそんなもやっとした気持ちをスコーンと打ち破ったのが
大谷翔平選手の歴史的快挙のドラマ。

史上6人目となる40本塁打40盗塁
9回裏での初球打ち40号サヨナラ満塁ホームラン。
ドジャーズにレイズ戦7-3の勝利をもたらした。
そのヒーローインタビューに通訳を挟み、
日本語で答えているすばらしさにも感激した。

30歳という等身大の日本人でありながら
さまざまなジャンル、年齢、国籍を超えて全世界で影響を与え続けており
その行為や生き方が、
日本のみならず世界の教育の世界で模範として採用。

全世界のファンを魅了し、
子供たちの目を輝かせるその姿に
私も今日多くの動画を視聴して
たくさんの勇気をもらった。



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