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あなたは何者になるつもりなのか?前半

こんにちは。橘吉次たちばなきちじです。
先週「自分の人生をデザインする」という3日間の合宿研修に参加してきました。
今日はその研修で学んだこと考えたことを書いてみたよ!
ミドルエイジクライシス、いわゆる「中年危機」の渦中にある人に届けたい!吉次のメッセージを前後半でお届けします!



「〇〇であるべき」の病


全ての日本人が罹患りかんしている病がある。
それは「〇〇であるべき病」、別名「〇〇しなければならない病」である。
あなたも私もその病に侵されている。

へっ?わたし健康ですけど?
そんな病になんてかかってないよ?

いやいや、ぜーったいにかかっている。気づいていないだけなんだよ。
ちょっと例を挙げてみようね。

  1. 時間や約束は守らねばならない。

  2. 思いやりを持って人には優しくしなければならない。

  3. 真面目にコツコツ努力するべきだ。

  4. 美しい自然を守るべきだ。

  5. ゴミは分別して捨てなければならない。

いかがかな?

でもこれって病気じゃなくて社会常識なんじゃないの?

そーなのである。
この病気は、上記4や5のように初期症状的な社会常識層と1や2のような個人差がでる重症な層の2重構造になっているんだよ。
初期症状はなかなか自覚できないんだよねー。
だって「社会常識って正しいこと」だと認識しているから、病気だなんてだーれも思わないんだよ。

でも初期段階で「病気だ!」と気づかないと、ドンドン症状が悪化しちゃって「あーしなければならない!こーあるべきだ!」が増殖して、あなたをガンジガラメに縛り上げてしまうんだよ。

そーなると、どーなるか?
はい、「あーしていない人、こーでない人」に怒りを感じて、イライラの毎日になっちまうんですねー。
これは苦しいよ。

いやーん!私罹患りかんしてますー!
「あーしてない夫、こーでない子供」に毎日イライラしてます
うわぁぁぁ…僕もこの病気にかかってます…。
「あーしていない上司、こーでない部下」に怒りを感じています。
どーすればこの病気治りますか?

はいはい、大丈夫ですよ。
病気というより「呪い」みたいなものですから、一瞬で解くことができまーす!
「〇〇すべき」を「〇〇したい」に変換すればいいんですよ。

カンタンでしょ?


誰かの価値観で生きてませんか?


時間を守らねばならない⇒守りたい
優しくしなければならない⇒優しくしたい
コツコツ努力すべきだ⇒努力したい
自然を守るべきだ⇒守りたい
ゴミは分別して捨てなければならない⇒分別して捨てたい

こーやって、一つひとつ変換してみよう!
すると気づくはずなのよ
「したいこと」と「したくないこと」があるってことに…。
したくないのならば、「しなければよい」のですよ。
はい、呪いは解けました!おめでとうございます!

「えーっ…ゴミの分別なんてメンド―だからしたくないけど、でもしないとマズイですよね…それでもしたくなければ、しない方がいいんですか?」

いやいやいやいや、あなた重症ですね…。
ゴミの分別しなければ当然あなたはご近所さんから白い目で見られ、社会ルールを守らない人というレッテルを貼られます。
「そーゆーレッテル貼られたい!」ならば、そーすればよい。
「そーゆーレッテル貼られたくない!」ならば、ゴミの分別はしようね!という優先順位の話ですよ。

しかも、「したくないなら、するべきではない」って解釈しているうちは、呪いは解けませんよー。

つまりですねー。
「〇〇すべき」って解釈は、誰かに強要されている「誰かの価値観」なんですよ。誰かは「社会」かもしれないし、「親」かもしれないし、「会社」かもしれません。
「〇〇したい」は自分で決める「自分の価値観」なんです。
人は「自分の価値観」で生きていれば、怒りやイライラはでてこないんですよ。

この違い、わかっていだたけますよね?

わかりますけど…。
でもそれって、自己本位なんじゃないですか?
わたし、ジコチュ―の人にはなりたくないんです!

…だからぁ…


ああ…勘違いのジコチュー


「自分の価値観」で生きることが、我儘わがままになることだとか、自己中心的な生き方だとかって勘違いしている人は多い。

だって、自分が「〇〇したい」って欲望のままに生きるってことでしょ?

ちがうちがう!ちがーう!
あのねー、あなたは「自分」とは何か?という初期設定でミスっているんですよ。
あなたは「自分」って単独で成り立っているって思ってるでしょ?
他人とか社会とかと分離している「自分」が一人で存在していると思ってるでしょ?
だから、自分が欲望のままに行動すれば周囲に迷惑かけるイヤな人間になると危惧していらっしゃるんだよね。

じゃあ、やってみ。

「ゴミの分別したくなーい」という欲望を持ったまま、ゴミなんてそこらへんに捨てるもんだという価値観の国へ旅行でもしてみてくださいよ。
あなたの欲望は見事に消えちまいますから。あなたの欲望ですら、周りの環境がつくっている欲望なんですよ。

あなたは自分のことを「女」だと思っているけど、男という性が存在しない世界に行ったらあなたは「女」じゃなくなるんですよ。
だって「男」という概念がないから。

あなたは自分のことを「自分」だと思っているけど、他者というものが存在しない世界に行ったらあなたは「自分」じゃなくなるんですよ。
つまり、あなた以外のものが「あなた」を存在させているんですよ。

自分以外のものが「自分」を形づくっている「穴のあいたジグゾーパズル」

隣のピースが凹んでいるから、あなたはデッパルことができるんですよ。あなたが凹んでいるから隣のピースのデッパリがピタッと合うのですよ。

つまり「自分」という存在は既に調和しているものなんだよね。「調和されているもの」が初期設定なんよ。
あなたが欲望のままに生きようが、虚無に生きようが、そんなものは想定範囲内!織り込み済みなんすよねー。

じゃあ、自分の価値観ってなにさ?
「周りに決められた形」が自分の価値観なの?

いやいやいやいや、ちがうちがう。
そーではないよ。


唯一無二の存在


この世界がそんなに単純なわけがない。
生きているってことは、周りのピースもジグゾーパズル全体もドンドン変化するってことだし、そもそもジグゾーパズルみたいに平面の話ではないからね。
複雑に絡み合いダイナミックに流動し変化し続ける存在の曼荼羅の中で、体験をとおして徐々に形成されていくもの。
それが唯一無二の「あなた」という存在の価値観なんだよ。

だから、他人の価値観、社会の価値観に生きる必要はないのです。
他人や社会が要請する「正しき人」になる必要はないのです。
あなたは「あなた」になればいい。

人間という生物は、いのちをかけて生涯かけて「自分」になっていく生き物なんですよ。

「あなたは何者ですか?」と人に問われて、あなたはナント答えるだろうか?
・58歳の主婦です
・〇〇会社で営業やってるサラリーマンです
それはただの社会的属性だよね。
家族が全員いなくなったらあなたは主婦じゃなくなる。会社に解雇されたらあなたはサラリーマンじゃなくなるんだよ。

さあ、自分を見つめて見よう。
自分は何者なのか?
そして、何者になるつもりなのか?

後半は、何者かを探すための最初の一歩についてお話しまーす!

では、また。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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