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その①人生後半「生まれ直し」の心得

こんにちは。橘吉次たちばなきちじです。
私は、ミドルエイジ対象の「生まれ直し開雲塾」という学びのコミュニティを運営しておりやす。
この記事は「生まれ直し開雲塾」の主旨や目的をまとめたものです。
もし、あなたが「人生後半どーすりゃいいの?」という戸惑いを感じていらっしゃるならば、是非お読みくださいませー!
(結構まじめな記事だよー)



後半は前半戦略が通用しないんだよー


さて、あなた様はいまお幾つでらっしゃいますか?
まー、「人生後半を本気で考える」なんつー題名の記事をお読み頂いているくらいだから、恐らく40代以上でしょう。
(違ったらごめんなさい…)

多くは、
・子供が独立して養育義務から解放された
・長年勤務した会社をもうすぐ定年退職
など、人生の節目を迎えていらっしゃる年代だとご推察申し上げる次第なのですが…。

さて、その節目の後、いったいどーなさいますか?

定年退職、子供の養育義務終了のその後に、副業や転職・起業を始める方法を教えるテキストやセミナーはたーっくさんあります。

ですが、そもそも何故、副業や起業を始めるのか?その心得を解説したテキストやセミナーは殆んどありません。

よってどの方法を採用するのが、一番得か?
膨大な情報を前に何をしたらよいのか?迷うミドルエイジが多くいらっしゃるのです。

ほとんどの人は、退職によって定期収入がなくなる時の、生活費確保のために副業や再就職・起業などの活動を始めます。

もし、あなたが「よりお得な副業や起業ノウハウ情報」を求めているのならば、この記事は何の役にも立ちません。

ですが、
逆に「人生後半を生活費確保のための仕事についやすことに違和感を感じる」という人ならば、この記事は「その手引書」として非常に有用なものとなるでしょう。

あなたの違和感はまったくもって正しい!

なぜなら、
後半人生は、今まで採用してきた「人生前半戦略」が通用しないからなんですよ。

通用しないというよりも、その戦略では心から幸せを実感する可能性が低いといったほうがより正確なんですが…。

「ちょっと待って、人生戦略ってなに?」
はい、まずそれをご説明申し上げましょー!


60歳過ぎると「社会的価値」は大暴落!


私たちは、いままで人間社会に有用な人材となるように努めてきました。

真面目な学生であること、常識的な社会人であること。
社会貢献する企業人として、養育義務を果たす親として、社会秩序を守る住民として、社会的価値に合わせて自分の感情や欲望をコントロールする戦略を用いてきましたよね。

これは、前半戦略の鉄板です!
幸せになる王道と言っても良い!

社会があなたにそのような生き方を要求し、それに答えたあなたは社会的承認を得て、健全な家庭を営み・報酬を受け取り、人生の幸せを実感してきたのです。

しかし、
人生後半は、社会からの要求が少なくなってくるのですよ!

何故、定年退職という制度があるのか?考えてみたことはありますか?
企業があなたの働きに期待しなくなるからですよね。
子供も成人すれば、親の庇護を要求しなくなります。

あなたが今まで、自分を成り立たせていた社会的価値がドンドンなくなっていくのが「人生後半」です。
ショック―…ですが、そうなんです。

残念ながら、日本では「老人の価値」を認める業界は、伝統産業や特殊技術や専門分野に特化したものだけで、一般ビジネス社会は老人に価値を置いておりません!
雇用延長しても給料は激減、条件の良い転職などほとんどありません。

つまり、
再雇用や転職をしても、自分の価値を「社会的価値」でジャッジしているかぎり幸せは実感できないのです。

ですから、
前半戦略を捨てて、後半戦略を練り直さなくてはなりません。

いわゆるライフシフトの本来の目的はここにあります。
これを私は「生まれ直し」と命名しました!

どうすれば、後半人生を充実した幸せを実感するものにできるのか?
その手引きをお伝えいたしましょー!


「マズロー人間の5段階欲求」のその先


下記の図は有名な「マズローの人間の欲求5段階説」にひとつ追加した、6段階説です。

マズローの欲求段階説

私たちは、生まれ落ちた時から、
「生理的欲求」を満たし「安全欲求」を満たし…と、成長に伴い一段階づつ欲求を満足させるように努力し、階段を昇ってきましたよね。

社会に認められ「承認欲求」を満たし、最上階の「自己実現欲求」を達成した方もいらっしゃると思います。
(おめでとうございます)

ですが、
社会的役割を終えるミドルエイジになると、この欲求段階が後退する現象が起こります。

社会からの期待が少なくなり、社会とのつながりや人間関係が希薄になるにつれて、承認欲求や社会的欲求が満たされなくなります。
生活は安全で快適。
物質的欲求は満たされているにもかからわず、何故か幸せを実感できず毎日が空虚に感じられるのは、精神的欲求が満たされていないからです。

いわゆるミドルエイジクライシスー!
中高年が陥る人生の落とし穴です。

しかし、このミドルエイジクライシスを乗り越え「自己実現」の先の第6段階の欲求を満たしていく方法があります。

それが「自我超越」です。

自分という概念を超えて、もっと広い世界に新しい価値を創造していく領域です。

精神分析学者のユングは、人生後半に命の危機に晒されるほどの酷い精神疾患にかかりました。
ですが、その精神疾患を乗り越えたユングは後世に残るユング心理学を確立します。
ユングの代表的な著書は、70歳を越えてから執筆したものだと言われています。

ユングはミドルエイジクライシスを
「創造の病」と名付けました。

今、あなたが抱えている不安や虚無感、無力感。
なんとなく感じている「心の違和感」

・このままでいいのか?
・私の人生とは何だったのか?
・仕事を辞めていったい何をすればいいのか?

それは、次の第6段階に進む前兆なのですよー!


「生まれ直し」の意義


多くの生物は、生殖期間が終われば死を迎えます。
鮭は産卵後すぐ死に、動物も生殖能力が無くなればそれは寿命意味します。

産卵を終えて死んでいく鮭

人間だけが、生殖期間が終わっても生きているのです。

それでも昔は今よりはるかに寿命は短く、社会引退後十数年で死を迎える人が殆どでした。
今から半世紀前の1955年の日本人の平均寿命は、男性63歳・女性67歳です。

ところが今は人生100年時代。

社会引退後、どう生きるのか?
手本のない時代に私たちは生きているのです。
過去経験のない長寿高齢化社会で、社会保障制度は追いついていません。
医療・福祉制度も整ってはいません。
不安になって当然なのですよ。

ですが、見方を変えれば
これは人間だけに与えられたドリームタイム!
自我を超越して、もっと広いもっと高い精神を築く創造の時間です。

与えられた命をどう使うのか?
本気で考えてみませんか?

本気で考えて、自我超越を目指す新しい人生を始めるのです。
「生まれ直し」の意義はここにあると、私は考えておりまーす!

(「人生後半を本気で考える」その②につづく)


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