夏休み。
私(38歳父親)には5歳と8歳の娘がいる
夏休み中の我が家は繁忙期の市場のような忙しなさだ
子供が出来て在宅ワークの仕事を始めたがこの期間は仕事どころではない
朝はアラームより先に叩き起こされるのでアラームは切ってある
起きてからは朝食の支度、掃除洗濯といつも通りの家事をノンストップでこなす
子供は賢い、
親の手が空く瞬間を絶対に見逃さない
家事を終え一息つく暇もなく娘たちがニコニコしながら寄ってきてその日やりたい遊びを発表する。
娘の口が『プール』『公園』と動くことを恐れながら発表を受ける私
さぁ、楽しい一日の始まりだ。
灼熱地獄のお家プール
親の気も知らない無垢な娘たちはプール遊びを選択
引き攣りそうな顔を笑顔に変え娘達に言った
「今日もやるか!こちょこちょ鬼!」
「プール膨らませてくるわ!」
プールを膨らませに行く私に覇気はなかった。
宿題のありがたさ
私はまだ生きている
プール遊びは妻が居る時でなければやらないと心に決めたがギリ生きている
プール遊びだけで3000文字は書けそうな濃厚な時間を過ごしたが時を進める
今、我が家は静かだ
下の娘は遊び疲れて寝た
しかし長女はまだまだ元気だったので学校の宿題の“作文”をやるよう進めた
“親の背を見て子は育つ”その言葉を重んじている私は娘の横で今この“作文”を書いている
なんて平和なんだ
世界はこうであるべきだ
ありがとう小学校の先生、あなたが出した宿題で少なくとも1人の人間は救われています
生まれ変わるなら教師になりたい、そして1人でも多くのお父さんお母さんを救いた…
娘の“作文”が完成したようだ。
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