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使命

「好きな建築家は誰ですか?」
と聞かれると、
「正直…自分が楽しすぎて、自分以外の建築家に興味ありません」
と答えてしまいます(・・;)


人にはそれぞれ、人生のミッションがあるとすれば、
”自分の建築を通して、人々に、それぞれの人生に、何かしらの気づきを与えられる人になりたい”
それが今世の自分のミッションだと気付いてから、
自分の人生に迷うことは無くなりました


毎日が喜びに溢れていて、
生きるのがとても楽しいです


ミッションは”使命”、命を使うと書きますよね
ひとつの建築の図面を描き終えたあとは、
頭の思考が停止して体も力が入りません
元の自分に戻るまで数日時間がかかります


身を削るように、
命を削るように、
図面の線を一本一本描いていきます


ですから、図面だけは自分ひとりで黙々と描きます
時間はかかりますが


ホテルの設計をした小笠原諸島父島に初めて行ったとき、
島のバーでお酒を飲んでいると、
僕が建築家と知ったバーのマスターが一冊の本をくれました


島の教会を設計したイギリス人建築家Josiah Conderを紹介する本でした


本を読むことをしない僕が夢中になって読んで、
懐かしさと喜びに涙が溢れたのを覚えています


人生はミラクルの連続です

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