PAP PA-LA PARK クリエイションレポートNo.3
かえるP橋本です。
クリエイション第一弾の札幌滞在制作がおわりました。
札幌は朝夕とすっかり寒くなり、レジデンス施設周辺や近くに望める藻岩山も、紅葉ハイシーズンって感じです。最終日はレジデンスを出ると新人アイドルの撮影会的なことをやっていて、いつもあまり見かけないような年代の方々がたむろしていました。いい季節です。
振付や動きを考える時、年齢を積み重ねたお爺さんの歩き方とか、高い所に登って恐怖で脚がすくんだり、幼い子がよちよち歩いてるのを見ると本当に面白いなぁと思います。意図してないのあんなに面白いなんて、自然と「そうなってしまうこと」をなんとかそのことを舞台上で再現出来ないかと、振付に出来ないかと日々考えます。
それらしいことをするのではなく、可能な限りそうなってしまうことを目指す。
自然にそうなってしまうことを、意図的に行えるようにするために、身体にルールを強制してその中で動くことで、普段の自分では意図していなかった動きが出てくるように仕掛けを考えてる時間。とも言えるし、ただ子供を眺めてる時間とも言える。