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IPAの教育動画をGPT-4oベースの要約アプリで要約してみる

先日、個人開発した要約アプリ「Brewed Summary」の紹介をしました。

このアプリを使ってみて、実際に動画を要約するとどんなアウトプットになるのかを試していきたいと思います。
とはいえ、著作権などを気にしないで使える動画は簡単に見当たりません。大抵の動画はYoutubeにアップロードされていて、これを利用するわけにいきません。オンラインセミナーのような動画も意外と無料では転がっていません。
困り果てていたのですが、なんとIPAが公開している動画がダウンロードできることに気づきました。


今回はこの中で、こちらの動画を要約してみたいと思います。

こんな感じで入力してみました。早速、結果を見てみましょう。

要約結果

今回は15分の動画でしたが、だいたい7、8分くらいでメールで結果が返ってきました。

以下に結果を示します。

文字起こし

要約結果

## タイトル

ランサムウェア攻撃の脅威と対策

## 要約

### 00:00 - 09:57

- ランサムウェア攻撃の脅威について説明
- ランサムウェアはデータを暗号化し、身代金を要求するサイバー攻撃
- 企業や組織が標的となり、事業継続が脅かされる
- 実際の事例として病院や製粉会社、ゲーム会社が被害を受けた
- 対策として、サイバー攻撃対応体制の確立が重要
- CISOの配置や予算の確保、継続的な対策の実施が必要
- インシデント対応チーム(シーサート)の設置と対応手順の策定が推奨される
- 基本的な情報セキュリティ対策として、ソフトウェアの更新、セキュリティソフトの利用、パスワード管理、設定の見直し、脅威の認識が挙げられる

### 09:57 - 15:27

- リモートワークの普及に伴い、VPN装置やリモートデスクトップの脆弱性を悪用した攻撃が増加。
- 基本的な対策として、ファームウェアのアップデートや認証の強化が有効。
- ランサムウェア攻撃の被害を防ぐためには、データのバックアップが重要。
- 3-2-1ルール:データを3つコピー、2つの異なるメディアに保管、1つは別の場所に保管。
- バックアップの1つはネットワークから切り離すことが推奨される。
- バックアップデータの復旧手順を確認することも重要。
- ランサムウェア攻撃はデータの暗号化と身代金要求、内部情報の公開を脅迫する二重の脅迫が特徴。
- 経営者層はサイバー攻撃対応体制の確立、専門知識を持つ責任者の配置、対策予算の確保が必要。
- 基本的なウイルス対策と不正アクセス対策を徹底することが重要。
- 組織全体でランサムウェア攻撃への対策に取り組む必要がある。

実際の動画はドラマ仕立てでしたが、要約結果にはそのような要素は取り除かれていて、この動画で理解すべき内容が適切に抽出できているように見えます。

まとめ

実際にどんなアウトプットが取得できるかイメージを持って頂くために、記事を書いてみました。他に「この動画を要約してみて!」との動画あれば、著作権などのハードルがクリアできれば要約してみますので、リクエストお待ちしております。

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