2023/8/25 fri 弾き語り
こんばんは、きっかです。
前回の投稿から3ヶ月振り。
ということは、3ヶ月振りにステージに立ったということで今回もセットリストの公開と選出の理由等々をここで公開していこうと思う。
現在2023/8/31。夏の終わりに世界ネコ歩きを見ながらビールを飲んでいる。
【オファーの経緯】
今回ライブカフェのステージに立つことになったのは実は全く予定していなくて、6月末に突然出演予定の人がキャンセルになって穴が空いたことで白羽の矢が立った。
実際、8月アタマに引っ越しも予定していたし、それ以外でも少々立て込んでいたから迷ったんだけど、せっかくだから話を受けることにした。
本番までの準備期間が心許ない分、とにかくセトリは早く決めなくては…ということで次の日には曲が決まっていて、そこから全く変更なし。
それでも練習時間は満足行くほど取れなかったんだけど。
1.歩いて帰ろう / 斉藤和義
前回、琴似のヨーカドーではバンドセットで一緒にやらないか?って誘われたからそのようにしたんだけど、今回は完全に弾き語りでやることにした。
1発目だからノリのいい曲でっていうことと、そこまでみっちり練習しなくてもできるだろうという点での選曲。
その結果Aメロの歌詞が飛んだ。
いくら一度やったからって油断してはならないものだと学んだ。
斉藤和義さんのライブには行ったことがない(The BirthdayとMANNISH BOYSの2マンは観たことがある)から、歩いて帰ろうはどこでやるのか知らない。
きっとアンコールとかなのかな?
そういう曲を1発目にやるっていうのも面白いかな、と思って。
バンドでやると走ってしまうこの曲も、ソロだとなぜか大丈夫。不思議。
2.プラネタリウム / BUMP OF CHICKEN
実は今回の曲目を決めるのにリクエストを出してほしいとお願いをした。
4〜5曲くらい上げてくれたらいいかなって思ってたら、怒涛のように11曲もの要望が来た。アルバム作れるやんけ。
その中SHISHAMOとかFINLANDSもあったりして、それをやるのも中々おもしろそうではあったんだけど、今回はなんとなく飛び道具なしでやろうかと…思っていたのかもしれない。それらは組み込まれなかった。
斯くして選ばれたこの曲、なんとなく夏っぽい印象があって、たった今調べてみたらリリースが7/21。
きっとそのせいで夏っていうイメージが自分の中で定着していたのはあると思う。
苦手なコードとかもあって、今回覚えるのに一番苦戦したのは実はこの曲だと思う。
あと半音下げるの面倒だからバンプの曲はいつもレギュラー・チューニングのままで歌ってる。
3.メロウ / 須田景凪
スキップとローファーっていうアニメ知ってる?
春アニメ、なのかな?
The アオハルみたいな。登場人物みんな応援したくなる。
前の職場の係長と飲んでいた時におすすめのアニメを尋ねたら勧めてもらって、見てみたらすっかりハマってしまった。2期が待ち遠しい。
OPの曲とアニメーションがすごく良くて、1発で気に入ってしまった。
曲調も明るいし、場面転換的に使うのに丁度いいなって。
この後の曲とも色んな意味で繋がりやすそうだし、ここはコレを入れない手はないと思った。
ただ、今でも少し引っかかってるのが、プラネタリウムでは「一番眩しいあの星(キミ)をいつだって見つける」という内容に対して、メロウでは「眩しくて、目を逸らしてしまう」と歌っている。
このミスマッチはもう少しうまく解消する方法があったのかな、と思っている。
結構速い曲なんだけど、いざ本番で最初の一音を出したらテンポが半分…まではいかないけれど自然とゆっくり目にアレンジしてしまった。
あれはあれで、弾き語りだしまぁいいかとも思うんだけど、原曲のテンポで演れるように練習は必要だ。
4.若者のすべて / フジファブリック
出演日が8/25ということで、例年通りで行けばこの頃には札幌の夜も少し秋の匂いがする感じになる。
今くらいの時期には必ずと言っていいほどラジオからも聞こえてくるこの曲、演奏しない手はないはずだ。
そう思ってセットリストに組み込んだものの、この日の札幌、日中は34.7℃で最低気温も26℃と全く以て秋の気配がない。
去れよ。真夏のピーク去ってくれよ。(ちなみに翌日に真夏のピークが去った)
この曲をやる前にMCでも言ったんだけど、個人的にこの曲は今現在の若者はもちろんとして、これから「若者」になる子や、かつて「若者」と呼ばれた人たち全てに向けた、そういう包容力のある曲だと思っている。
歌詞の一部から同窓会のようなニュアンスを感じたり、「会ったら言えるだろうか」という想いの対象とは遠く離れてしまっているような感じがあったりと、妙に大人びている。
かと思えば、「夕方5時のチャイム」や「街頭の明かりがまたひとつ点いて帰りを急ぐ」という所にどこか幼さも感じる。
人間は皆、必ずしも「若者」なのだ。そういう意味での「すべて」という側面もあるのだろうか、と。
この曲も、いつもお世話になってるU-FRETさんで示されてるコードを少し変更していて、特にメロの部分のコード選びは自分でも結構気に入っている。
とてもやりごたえのある曲だった、名曲。
5.それでも / 小高芳太朗
セットリストを組むに当たって、一番やりたいと思う曲を探し当てる作業から入る。
そこにはメジャーな曲かマイナーな曲かという概念は排して、まず自分の気持ちを第一に考えている。
それが決まったら、そこに向かってどういう構成でアプローチしようかという風に考えていくわけだけど、今回の曲たちは、全てこの曲を引き立たせるために選出したと言っても過言ではない。
歩いて帰ろうは雰囲気がこの曲とは対局にあるからアタマで行こう。
プラネタリウム〜メロウ〜若者のすべてという曲を通して年齢を重ねさせて、この曲の「疲れた」「虚しい」「忘れてしまった」という草臥れた歌詞と、その対となる「それでも君は今日も笑っている/それだけがまだ僕を歩かせてる」という歌詞の間にある葛藤(これはある程度の歳を重ねないと生まれない類の葛藤だと思っている)に説得力を持たせたいなという目論見があった。
その説得力を持たせるために、一番大事なのは自分がちゃんと歌えるかというところが大事なのは言わずもがな。
結局、多少緊張していたのかこの曲に辿り着いた時には喉がゴリッゴリに削れていたらしく、突然思うように歌えなくなってしまった。
所属してるサークルの主催者には「それが味を出していた」と言ってもらえたけど、やっぱり歌い切りたい…。
また挑戦したい、そしてバシッとキメたいなぁ…と反省しきりだ。
一番やりたくて、一番最初に決まった曲があれでは…ね?
おわりに…
というわけで、練習用に組んでいたプレイリストを公開。
2ヶ月くらいずっとコレを1日に数回聴く生活を続けていたから、解放された時には「やっと自由に曲が聴けるぞー!!」って気持ちでした。
好きな曲で組んでるから…まぁいいんだけど、やっぱり自由に聴けないとなるとそれは結構苦しいと思うこともあるわけで。
そういう面での解放も兼ねてるから、ライブはやっていても気持ちいいのかもしれない。
次はいつになるんだろう?
もしかしたらデュオでコブクロをやるかもしれないし、はたまたソロになるのかもしれないし…。
まったく予定が立っていないんだけど、機会があればこの読み物にもお付き合いくださいませ。
それではそれでは、また会いましょう・
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