Awowo Drumをご存じだろうか。
はじめましての方ははじめまして!
すでにご存知の方は、お世話になっております!
菊花ゆいです。普段は作曲家&音楽講師として活動しています。
今回の内容はタイトルの通り「Awowo Drumをご存じだろうか。」です。
Awowo Drumというのは、俗に言う電子ドラムです。それも超小型の。
結論から言うと、
・電子ドラムを置く場所がない方
・金銭的に本格的な電子ドラムを買う余裕がない方
・練習パッドを卒業してそれっぽい音を鳴らしながら練習したい!と言う方
・DTMにおいては、Drumの打ち込みスピードが速くなる&人間特有のノリを出せる
におすすめしたい!
と言うブログ記事になっていますので、気になる方はぜひ続きをお読みください!
サイズについて
さて、この電子ドラム・・・冒頭でお話しした通り、サイズがめちゃめちゃ小さいんです。
どれくらい小さいかと言いますと、一般的な電子ドラムのサイズは椅子も入れると横120cm、奥行き120cmくらいです。(身近なもので言えば30cmの正方形ジョイントマットを4×4で並べた感じのスペース感)
一般的な電子ドラムのサイズイメージ図↓
で、このAwowo Drumはですね・・・椅子を含めて横60cm、奥行き90cmくらいのスペースで設置が可能です。(ジョイントマットで言うと、2×3のサイズ感。)製品自体は、スネア約一個分の大きさです。
Awowo Drumのサイズイメージ図↓
一般的な電子ドラムに比べて、画像の青い斜線の部分のスペースが必要なくなるわけです。これって・・・凄くないですか?!!
電子ドラムが欲しいけど、中々サイズ的に置ける場所もないから難しいんだよなあ〜って方いるんじゃないでしょうか。
機能性について
Awowo Drum・・・気になってきましたよね。演奏を聴きたいと思いませんか!Youtubeに参考になりそうな動画があったので、引用します。
こんなちっちゃなボディながら、しっかりゴーストノートも拾っています。
実は強弱もしっかりつくんですね。
そしてこのAwowo Drum、もう一つ日本の住宅事情にぴったりだな〜と思った点が、バスドラムを踏むときの音が一般的な電子ドラムよりうるさくないと言う点です。
一般的な電子ドラムだと、
このようにビーターがバスドラムの打面に当たる音がうるさかったりするのですが・・・このAwowoではラバーパッドを使っているため
このように静音でキックを踏めます。
他にも、
・軽いので持ち運びも簡単
・USBモバイルバッテリーを使えば、電源のない場所でも使用可能
・強弱がつく
・感度の調整が可能
・リムショットもちゃんと鳴る
・メトロノーム機能、録音機能もついている
など超小型なのに、練習するには申し分ないほどの高機能。
さらに・・・
Drumが元々叩ける方であれば、DTMでのアレンジの際にAwowo Drumを使ってMIDI出力する事で、Drumの打ち込みスピードが速くなる&人間特有のノリを出せる と言う利点があります。
このAwowo Drum MIDI出力ができるんですね。
音源はべた打ちと、Awowo Drumで叩いてみたパターンの比較↓
上手い人が叩けばもっといい感じに楽曲内で使えそうですよね!!
ただ1点、不都合がありまして
すべてのパッドがスネアにつながっている為、叩くとスネアに振動が伝わってスネアのノートまで入ってしまいます。
ただこれ、スネアの感度設定と、下の画像のように、スネアとつながっている部分にプチプチ(気泡緩衝材)を巻く事でかなり改善されます。
実際にこの方法を使って今回録音を行いました。
ちなみにこの青いラバーパッドは、マジックマジックテープで固定されているだけで簡単に取り外すことも可能です。
なのでハイハットの配置や各パートの配置が気になる方は拡張して自分で叩きやすいように調整する事が可能だと思います(私自身今それを計画しています。また進展があったら記事にします。)
と、良い点ばかりあげましたが、Awowo Drumにも苦手な点があります。
苦手な点について
・ツーバスができない
・初期のままだとハイハットを除くとパッドが3枚しかついていないため、配置に制限がある→パッドを購入すれば増設が可能そうなので、試してまた記事にできたらと思っています。
・ハイハットのハーフオープンがない(オープン、クローズ、フットはなります)
と言うところですね。
ただ省スペース&低価格帯(Amazon価格¥23,800)なので、この辺りは許容範囲ではないでしょうか。
(椅子付きなら¥27,500)
以上、Awowo Drumのご紹介でした!
また音楽関連で面白い&ビビッときた製品があればご紹介していきたいと思います。
菊花ゆいでした!
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