整形

最近、美容やメイクについて興味が湧いて、YouTubeや Instagramで勉強している。
なんとなく書いておきたかったので、noteに書いてみる。

1.きっかけ

きっかけは、YouTubeチャンネル「ふっくらすずめクラブ」でのメイク企画だと思う。

まず前提として、「ふっくらすずめクラブ」とは、オモコロというWebメディアに所属するライター5人で運営されているYouTubeチャンネルだ。
多数ある企画のなかの一つに、メンバーのモンゴルナイフさんが、チャンネルメンバーやオモコロライターにメイクをするものがあり、動画が何本も上がっている。

動画を観るまで、メイクや美容は、「習得するまでに時間がかかる」、「難しい、分からない」という理由のほかに、「どうせ自分が真似したところで、変わらない」と思っていた。
「ふっくらすずめクラブ」以外では、指原莉乃ちゃんのYouTubeチャンネルを観て、莉乃ちゃんの毎日メイクや美容に関する考えを知り、「私も自分のためにがんばりたい」と漠然と思うようになった。

モンゴルナイフさんのメイク技術はかなり高いので、なかなか真似できるものではないのだが、メイク初心者の私でも、「もしかしたら、できるかも!」と思わせてくれる、優しくて分かりやすい説明が多い。
彼女の、「○○したらかわいくなるかな〜と思って!」、「(チャンネルメンバーに、この工程にはどんな意味があるか聞かれて) かわいいから!」など、ポジティブな言葉が多いのも、好きな理由の一つだ。私だけではなく、他の視聴者の方も同じだと思う。
モンゴルナイフさんやチャンネルメンバーが、いつもとても楽しそうにメイクをしているから、私もやってみたいな、という気持ちになった。

2.美容系インフルエンサーに出会う

モンゴルナイフさんの動画で、メイクを学びたくなった私は、Instagramや YouTubeで美容系といわれる方々のポストや動画を片っ端から見ていった。
その中で、整形アイドル轟ちゃん(整形系か?)、五彩緋夏ちゃんを知った。
ここでは、緋夏ちゃん個人についてはあまり書かないが、あんなに聡明で努力家なひとがもういないなんて信じられない。

轟ちゃんや緋夏ちゃんの動画を見て、メイクを覚えて上手くなるには、まず自分の顔や骨格など、自分と向き合う必要があることが分かった。
メイクに対して無頓着かつ苦手意識があった私は、「メイク=魔法」だと思い込んでいた。
メイクが上手くなれば自分のことも好きになれて、自分のことを知ろうと思えると思っていた。
いま思えば、少し考えれば分かることだけれど、本気でそう思っていたし、それが間違っていることだなんて思わなかった。

まず、アプリなどで自分の顔タイプや骨格、カラー診断をやっていった。
※間違っている可能性もあるので、貯金をして骨格・カラー診断に行ってみようと思います!
なんとなく自分に似合う服は、診断どおりだったので安心した。

つぎに、足りないコスメを集め、○○をなくす/□□をつくるなどのメイクを自分でやってみた。
メイクは昔から上手ではないし、何か変わったのかも正直わからない。
分からないときは、YouTubeやInstagramなどで検索して再チャレンジしてみるのも、楽しかった。
現在もまだ、この段階にいる。

3.鏡に写る自分が嫌いすぎる→整形?

ここまで書いたものの、メイクの技術より、自分が自分の顔を好きじゃない気持ちが大きいことに気づいた。
自分を好きにならないと、本当の意味で努力も変化もできないとは思うのだけれど、どうしても好きになれない。
自分の顔が唯一好き(あるいはマシ)だと思えるのは、お風呂上がりに裸眼で少し遠くから洗面所の鏡を見たときだけだ。

そう考えたときに、整形したらどうなるんだろう?と考えた。
轟ちゃんや緋夏ちゃんもよく言っているが、整形だけでは変わらないし、整形して理想になりかも分からない。
それに一度整形したら終わりではなく、メンテナンスも必要だと思う。
そして、整形のダウンタイムや、もし整形に失敗した場合、私はそれに耐え切れるのか分からない。
そう考えると、今の私に整形は無理だと思った。(金銭的にも)
まずはやはり、メイクや美容でできる限りの努力をして、それでもやっぱり整形が必要だと思ったら、実行しようと思う。

4.おわり

私が好きな漫画「ヘルタースケルター」の中で、こんな台詞がある。

ちかこ(りりこの妹)「お姉ちゃんは強いから、きれいになったんだよ」
りりこ「きれいなったら、強くなれるんだよ」

岡崎京子著『ヘルタースケルター』要約

どちらの台詞も正しくて、どちらも間違っているような気がする。でも、好きな台詞のうちの一つだ。

なんのまとまりもないが、今の私の考えを書いてみた。
整形=悪のように語られることも多いけれど、私はそんなふうに思わない。自分で選んで、自分で決めて、戦って変わっていけることは、他人を安易に侮辱する人には絶対できないことだから。

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