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サムギョプサル

ぴぴぴ。5時半にアラームが鳴る。
すぐに止め、すぐに布団に戻る。
幸せの二度寝を堪能する。
日曜日の朝。

起きたいなと思い、体が嫌がる。
せーのっで起きる。

白湯をすする。
母が隣で朝のストレッチをしている。
自分の部屋に戻らなきゃと思ったけど、
僕はどうしたいかなと問う。
僕は人を避けるような人にはなりたくない。
自分のペースで安心していたい。
自分のペースでゆっくりと白湯をすする。

ふと、お香の香りを感じる。
母がお灸をやっていた。
あ~、朝からいい香りだ。
インドを旅していた時を思い出す。
自分の内面に向き合える香り。

お香を一本。ライター。白湯をもう一杯準備して部屋に戻る。
お香に火をつける。インドの瞑想の音楽を流す。
ピタッと今の心にはまる。

パソコンを開き、久しぶりにブログを書いてみる。
ブログをすぐに書き始めようとするが、一旦動きを止める。
ゆっくり大きく、鼻からお香の香りを取り入れる。
肩から吐き出す。
スーーハーーーー。

昨日の夜ご飯について書こうと思う。

野菜庫にサニーレタスが大量にあることを思い出す。
食べちゃいたいな。どうせならおいしく。そうだ。サムギョプサルにしよう!
となるとビールがいるか。となるとひとりじゃイマイチ盛り上がらないな。
よし、友達に連絡してみよう。急な誘いにも関わらず快諾。

どうせなら、汁物も作ろう。スンドゥブ一択。
豚肉と豆腐とビールを買い出し、友達の家に向かう。

着いたら、すぐに乾杯。
そして、スンドゥブを適当に作る。
豚肉は酒がないので、ビールをかけて炒める。
これぞ、男の料理。好き勝手出来るのが心地よい。

サニーレタスにコチュジャンとキムチ、豚肉を巻き、かぶりつく。
たまらない。最高に旨い。
スンドゥブをすする。
これは普通だった。ソーセージを用意してくれてあったのでそれを入れてみる。
足りなかったコクと旨味が加わり完成する。旨い。

無事サニーレタスが無くなり、締めにスンドゥブご飯を頂く。
お酒を飲むのも忘れて飯が進む。
結局ショート缶一本で満足できた。

些細な自分の気持ちを大事にして、急なのに誘えてよかったなというお話でした。

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