代表円市の、上半期の振り返りと下半期への抱負
2024年の新年会で、代表の円市さんは2つの大きなテーマを掲げました。
1.「人」を中心とした運営に力を入れ、スタッフ一人ひとりの居場所となる職場をつくること
2. 社内整備と営業活動に重点を置き、さらなる運営施設の展開を目指すこと
この2つをテーマに2024年を駆け抜けると宣言した円市さん。あれから半年が経ち、2024年も折り返しを迎えました。
今回は、この半年間をどのように過ごし、どんな変化があったのか。円市さんに振り返っていただきました。
[取材・執筆・校正]
株式会社ストーリーテラーズ 栗田加奈子
海外を視野に入れ、研修に力を入れた上半期
円市:あっという間の半年でしたね。振り返ってみると、今年前半のテーマは「海外」だと思います。
「人」を中心とした運営づくりを軸に据えながら、海外進出の基盤づくりをしていく、といった感じでしょうか。
実は、海外を意識し始めたのは偶然からなんです。でも、いざ足を運んで自分の目で見てみると、とても興味深くて、たくさんのことを学べた海外遠征になりました。
日本と海外の物価や生活様式、文化、宗教の違いなど...実際にそこに行って肌で感じることで、気づけたことがたくさんあります。それと並行して、社内の体制強化のため、より研修やサポートに力を入れた上半期でした。
結局のところ、大切なのは「人」なんです。そして、研修に力を入れてダメになる会社はないと私は信じています。
この半年間、本当にたくさんのことを学び、駆け抜けてきました。この経験や学びが、少しでも皆さんに伝われば嬉しいですね。
未来を見据えた人材強化とサポート体制
海外で学んだ、未来の可能性
円市:海外に目を向けるきっかけは、知り合いの経営者の方に誘われて台湾に行ったことなんです。そこで日本と海外の格差を勉強して、「これは興味深いな」と感じました。
向こうに事業として進出できる可能性もあるし、海外の人材雇用という部分でも、しっかりと見識を増やしていこうと考えるきっかけになりました。それで、台湾、シンガポール、ミャンマー、ネパール、フィリピンなどを視察してまわったんです。
現地では、日本語学校で勉強している学生さんたちとコミュニケーションを取ることもありました。今は介護や医療の現状はどうなっているのかとか、色々と情報収集をしているところです。
特に印象的だったのは、フィリピンやミャンマーの平均年齢が20代と若いことです。これがちょうど、僕らが20代だった頃の日本と同じようなイメージなんですよ。僕らは第二次ベビーブームで生まれて、就職氷河期の影響を受けた世代でした。今から25年から30年前のことですね。
今のフィリピンは人口が1億1000万人ぐらいいて、人口がどんどん増えています。人口構成が三角形型になっていて、これが広がっていっている感じです。こういった国は、やっぱり昔の日本と同じように雇用がどんどん生まれるんです。
そういった国々の現状を見て、これからの可能性をすごく感じています。
大切なのは、採用と定着のバランスを整えること
円市:将来的な海外人材の増加を見据えて、今から積極的に取り組んでいきたいと考えています。そのため、人事部門の強化に力を入れているところです。
特に重視しているのは、「従業員が長く働きたいと思える職場づくり」です。ただし、新しい人材の採用だけに注力したり、単に離職率を下げることだけを目指すのではいけません。採用と定着のバランスを取ることが大切なのです。
また、入社した人たちがしっかりとスキルを磨いて、ステップアップしていけるような教育体制を作る必要があると考えています。それと同時に、居場所づくりのための交流会も大切にしています。
社内交流は例年通り、1月に新年会、5月はBBQ、7月にビアガーデン、9月10月は社内旅行と目白押しです。あとは各店舗での店舗間交流会も必ず開催するようにしています。
こういった取り組みのおかげもあってか、今年は新卒生が8人も入ってくれたんです。毎年新入社員も増えていて、嬉しい限りですね。
やっぱり、人と人とのつながりを大切にする。それが「人」を中心とした運営づくりの基本だと思っています。これからも、スタッフ一人ひとりが成長できる、居心地の良い職場づくりを目指していきたいですね。
メンタルとフィジカルはつながっている
円市:それから、いつも通り福利厚生にも力を入れています。特に今年は「健康」について真剣に考えました。
具体的な取り組みとして、本格的なトレーニング機器を導入し、専用のスペースを確保しました。社員がいつでも自由に利用できるようにして、健康増進に取り組んでもらおうと考えたんです。この発想は、実は私自身の経験から来ています。
というのも、私自身がここ2年半ほど、健康管理に非常に気を使うようになったからです。筋力トレーニングやキックボクシング、さらには断食にも挑戦してみました。やはり、健康な体があってこそ仕事もできるものですからね。
健康であることが、仕事のパフォーマンスにも直結するし、何より人生を楽しむ上でも大切だと思うんです。だから、スタッフの皆にも健康でいてほしい。
こういった取り組みを通じて、スタッフ一人ひとりが心身ともに充実した状態で仕事に取り組める環境を整えていきたいですね。健康な体と心が、良い仕事につながると信じています。
海外の人材と手を取り合う未来
円市:振り返ってみると、この上半期で自分にとって大きな転機となったのは、海外に行ったことだと思います。
海外の方が日本で働くとき、言葉の壁や食べ物の違いなど、戸惑うことはたくさんあるはずですよね。今は、それをひとつずつ視察しながらクリアしていっているところなんです。
この先も海外には積極的に足を運んでいきたい。未来のこと、例えば海外人材の流入のことなど、色々と考えていきたいと思っています。
もしかしたら来年以降は、海外の人材がたくさん、うちの会社で働いている可能性が高いかもしれません。そうなると、会社の雰囲気もガラッと変わるでしょうね。楽しみでもあり、新たな挑戦でもあります。
この先のきぼうの動きも、ぜひ楽しみにしていてほしいです。我々も未来に向けて着々と準備を進めていきますし、どんな変化が起きるのか、僕自身もわくわくしています。
きっと、もっと多様性のある、もっと面白い職場になっていくはずです。そんな未来を、皆さんと一緒に作っていけたらいいなと思っています。
栗田:円市さん、この半年間の振り返りをありがとうございました。現状に留まらず挑戦を続けるきぼうグループのこれからに期待しています!
今回も見ていただいてありがとうございました。まだまだ発信は続けていきますので、次の更新をお待ちください。「こんな話しが聞きたい」「〇〇さんの話しが聞きたい」等ご意見がありましたら、コメントを残して頂ければと思います。
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