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全力前進:円市正人と「きぼう」の2023年

「2023年は、まさに全力でアクセルを踏み込んだ一年でした」

穏やかな表情で話すのは、株式会社きぼうの代表取締役、円市さん。

当初の目標は5つの老人ホームの運営。
しかし、結果的には6棟を開設。

2023年は目標を上回る成果を出し、さらに人脈に恵まれた年でもあったそうです。

採用が困難とされる業界で、共感し、理念を共有する仲間たちと出会えたと笑顔で話してくれました。

その落ち着いた話し方からは、明日への期待と新たな年への希望が感じられます。

代表として施設が増えるごとに増す忙しさと、それに伴う重要な判断の中で、堂々と前を見据え、着実に前進し続けていく円市さん。

今回は、そのポジティブさの秘訣を伺いながら、2023年を振り返って頂きました。

[取材・執筆・校正]
株式会社ストーリーテラーズ 栗田加奈子



常に前進あるのみ:2023年の成果と、その先へ

円市:2023年は、グッとアクセルを踏み込み、前へ前へと進んだ一年でした。

私たちの会社は、老人ホーム開設の年間目標を超える成果を達成しました。これは、10年後の大きな目標に向けた、着実な一歩ととらえています。

このように、まわりも驚くほどのスピードで物事を進めていると、「どうやって頭の中を整理しているのか」と聞かれることがあります。

こんなことを言うと意外に思われる方もいるかもしれませんが…
「頭の中は整理できていない」が答えです(笑)。

常に考えが整頓されていて、次にやることが明確に分かっている、というよりも、私のスタイルは「とにかくアクセルを踏んで進む」こと。

判断が正しいかどうかよりも、障害物を避けながら前に進むことを優先しています。

絶妙なタイミングで危機を回避していく様子は、まるでマリオカートですね(笑)。時には落ちるかもしれませんが、その時は這い上がればいいだけです。

また、頭の中の整理と同じように、「なぜそんなに前向きでいられるのか」と聞かれることもよくあります。

私が前だけを向いて進み続けられる理由は、いたってシンプル。
「60歳で売上100億円企業達成」という明確な目標があるからです。

このゴールに向かい、限られた時間を使っていくのが、私の仕事スタイルです。

挑戦と成長の365日:目標設定の力と、チームワークの大切さ

円市:なかなか一歩を踏み出せない、すぐにネガティブになってしまう…そういう時って、誰にでもありますよね。

それはきっと、明確な目標がない状態だからだと思うんです。

具体的な目標がなければ、人は無意識のうちに昨日と同じ行動を繰り返すだけ。

そんな状態では、目指すべき場所には決して到達できません。
だから私は、目標に向かってとにかく進むことに専念しています。

前に進むことを第一優先に考えているため、私の1年は非常に速いペースで進みます。その結果、覚えていないことがたくさんあるのも事実です(笑)。

「それで大丈夫なの?」と思う方もいるかもしれませんが、感傷に浸っている時間はないので、忘れるくらいがちょうどいいんです。

重要なことは秘書をはじめ、まわりのスタッフが覚えていてくれますから。まったく心配はしていません。

本当にまわりに助けられていることを実感した一年でした。

立ち止まることも、振り返ることもせずに前へ進んでいくので、多くの方に「タフですね」と言われることがあります。

しかし、体力だけが全てではありません。

心のバランスが崩れると、どんなに体力があってもポジティブマインドを維持するのは難しいもの。だからこそ、定期的に心と身体をリフレッシュしています。

日課にしているのは、筋トレです。体を鍛えることで肉体的な衰えにも逆らえますし、心の安定を保つことにも一役買ってくれています。

また、気の置けない友人とのふれあいも、私にとっては欠かせない時間。

これらを大切にしながら仕事を進めると、気づけばあっという間に1年が過ぎているのです。

『今』を積み重ねることが、『未来』を形作ります。

だからこそ、一つ一つのことに妥協はしたくありません。

もちろん、年齢を重ねることで生じる不安もあります。思考力や理解力が変化し、閃きのスピードや量も変わってきたと感じることがあります。

しかし、心を開いて想いを伝えることで、私のやりたいことを理解してくれたスタッフが、それらをわかりやすく言語化してくれます。

彼らのサポートがあるからこそ、私は素早く判断することができる。このチームワークには本当に感謝していますね。

目標を超えて:2023年の大きな飛躍

円市:今年は、大きな成果を収めることができた一年でした。

7月に1棟、10月に2棟、11月に1棟、そして12月にさらに2棟、合計6棟の老人ホームを新たにオープンしました。来年以降も、更なる拡大をめざし、年間5棟のペースで施設を増やしていく計画です。

この一歩一歩が、私たち「きぼう」の未来を築いていきます。

会社が成長すれば、新たな出会いが増え、同時に、それまでの付き合いに変化が生じることもあります。方向性の変化や新しい挑戦が、長年の関係に別れをもたらすことも。

しかし、人生は出会いと別れの連続です。

喜びも悲しみも全てを糧に、掲げた目標に向かって着実に歩んでいきたいと思います。

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栗田:今回は、代表の円市さんに2023年を振り返っていただきました。目標を明確にすること、そして筋トレや友人との時間を設けてリフレッシュすること。これがポジティブマインドの秘訣なんですね。参考にしたいと思いました。

今後も定期的に、円市さんの深い想いや「きぼう」を身近に感じて頂けるようなストーリーをお届けしてまいります。次回は、2024年の目標について円市さんに語っていただきます。

ぜひ、次回の更新もお楽しみに!

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