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便りがないのときは仕事が入っているとき[自己中エッセイ]

あ、、、、
考えたらnoteは2021年、最初の投稿ではないか!

では、、、

明けましておめでとうございます。
昨年、note元年と銘打って……。
いや、そういったキャッチフレーズは実際打ってなかったけれどww

ともあれ!
そのくらい力を入れて、できれば有料化も実現するくらいのつもりでいたものの、それは全く叶わず。
そのあたりは、また別途書くにしても、普通にブログ的なエッセイすら思うように挙げられず。
note的には残念な1年でござった。

いや、正直なところ、昨年は持続化給付金によってなんとか1年持ちこたえたー、というのが本音で、本業の仕事にしても、プライベートにしても、あまり大きな成果は生み出せなかったですな。

まあ、無病息災だったことだけが唯一の救いだった。
それだけでも幸せだよね。こうして、2021年にまた挑戦できるわけだから。


はい!

てなことで、目線は未来に向けて、張り切って臨みたい。


実は、今回の2020~2021年の年末年始は、にわかに忙しかったのだ。
なぜ?
毎年、いくつか人と会うのを恒例としていた年中予定は、2020年の終盤に新型コロナウィルス感染者が急増したことに伴い、高齢で疾患持ちゆえコロナにめっさ怯えている同居の両親に配慮して(特に父は肺気腫なので、万一感染→発症したら、冗談抜きでイチコロだろう……)、断腸の思いですべてキャンセルしていた。
(何度もいうが、実際には独り身のぼんぼん長男ことオイラが現在の自宅を継ぐことを前提に同居させてもらっている立場。父親の年金のほうがオイラの年収よりいまだに高いし、衣食住は基本母親に依存しているので、オイラは腕っぷしが必要なとき、IT系や家電のことで両親はさっぱりなとき、車で医者に送迎するとき、そして、時たま転んだり倒れたりしたとき、、、などで少しは役に立つ程度の、情けなき五十路男というのが実態である。そんな両親に感謝の念をもって、「老い先短いのは承知しているが、万にひとつでもコロナでだけは死にたくない」と繰り返す両親の願いに対して、そりゃあ、仕事の絡みや仁義とか個人的な感情等でどうしても譲れない場面もあるから100%とはいかないまでも、「今、それをせずともコロナ明けでも許される」というものはできるだけ回避しようという決心と行動ゆえ、ご理解いただくことまでは求めないが、ご容赦だけはしてほしいと願っております)

加えて、今年から『球辞苑』の出演が2本撮りのときの1本しかどうやらなくなったようで(面と向かってそういう方針とは言われていないのだけど)、年末特番にも出られず、確保していた予定や準備時間は空いてしまっていた。
また、昨年は年末にイベント『キビタキビオの目指せ!野球観戦プロフェッショナル』のオールナイト開催があったが、今年は出演者のスケジュールが合わずにナシに。「年明けにやりましょう」ということになっていたが、折からのコロナ拡大事情によって、すべては様子見。「むしろ、年末やらなくてよかったなぁ」というくらいになるなどあってね。
本来ならば、年末はヒマをこいていても不思議ではなかったのだが。。。

直接的に空気が急変したのは、古巣の『野球太郎』から急遽連絡が来て、単発的に発刊する号のオンライン座談会が2時間半×6本文ほど年末年始に組まれたこと。
それにより、出版社務め時代の仲間経由で頂いた単発のお仕事、あとは長年続けていて今は一兵卒的な立場で権利関係の連絡をするという泥仕事を請け負っている踏み出し足ジャンルの書籍編集の仕事をこなしながら、すでに秋から依頼されていながら全然進めていなかった『球辞苑』がらみの膨大なタイム計測を粛々とこなして、のんびり年末年始を迎えることになりそうだった雰囲気が一気に瓦解した。

もちろん、お仕事もらえたのでありがたいのはありがたいのだが、座談会の担当箇所が「え? なんでオイラがそのパートなの? もっとあとの時代のほうが本来もっとも取材活動をしていたのに。なんで、オイラにそっちの方までもっとやらせてくれないのかなー? あと、(金額的に旨味のある)原稿書きはやらせてくれないのかぁ」という、「まあ、別にいいっちゃいいけど、頼りにされないなぁ。メインとして扱ってくれないなぁ」という寂しい気持ちもひっかかったりして。

でも、その感情はごく些細なもので「許せない!」とかいうものではないし、「担当したら担当したで結構大変だしコスパも悪いから、別にやんなくてもいいか」という軟弱な心情も奥底にはあってね。
むしろ『球辞苑』半分外されたことのほうが、ぶっちゃけ経済的にかなりショックで、「なんとかしなくてはいけない」という気持ちで、年明け早々に降って湧いた複数の新しい仕事の依頼に、普段であれば「キャパオーバーだな」と判断してお断りするケースだったにもかかわらず、無理を承知で思い切ってすべて引き受けてしまったのだ。

さらに、年始早々にはまったく別の「もう外されちゃったかな?」と思って、なんの想定もしていなかったとある不定期刊行の野球雑誌から、計測と原稿の依頼が。
締切までのスパンから推測するに「当初は頼む予定にしていなかったのに、台割上、ページが埋められなくなって、仕方がなくまた出してくれのかな?」とか勘ぐる意地の悪い思考が頭をよぎったが、いやいや、くれるだけでもありがたいのだから感情的になってはいけない! と思い直し、スケジュール的にはかなり時間が足りなくて厳しいという算段がついたものの、依頼を受諾。
ゼロから計測して取りまとめなくてはならず、案の定、依頼された締切からは遅れてしまったが、なんとか収めたばかり。

そんな流れで、いまに至っている。

で、現在の持ち仕事の状況はこんなところだ。

▼書籍関係
・元プロ野球選手でスコアラーとして活躍した人の著書の構成
……秋から進めてきたもので年末に企画が通り本格化。現在リモート取材中

・昨年引退したプロ野球選手の著書の構成
……急遽入った春発売予定(!)の仕事。現在急ぎリモート取材中

・踏み出し足ジャンルの壮大なスタッフインタビュー書籍の編集サポート
……メイン編集の立場は返上して別の人に委ねたが、アゴで使われる形で交渉事の泥仕事を任され中。メールの文面を10数社宛に状況整理して書くのが大変で苦労中

・現役プロ選手の著書
……こちらはコロナ禍になって取材ができず、現在は凍結状態

▼雑誌・web関係
・ここ数年、毎年、担当させてもらっているCATV視聴契約者向け機関誌の原稿
……週明けに材料が揃いそこから中1日~2日で書かねばならない。字数は少ないが、苦手とするキャッチーな文章を書かねばならず、毎年何度も書き直すことが多くてご迷惑かけとるが今年はどうか?

・古巣『野球太郎』で毎年恒例になりつつある名鑑号掲載用の計測企画
……これから月末にかけてやらねばならないが、計測はこれから

▼映像メディア関係
・『球辞苑』の新規ネタ出し(急ぎ)と、秋から依頼はされている計測
……まともに計測したら約2200ケース測らねばならないのだが、ほとんどやっていない状態だよ。ゲーやばい!!

取り急ぎは、こんなところかな?

とりあえずは、1月末までに雑誌関係の仕事をメインにやらねばならないのだが、書籍構成の仕事も2冊とも1月中にリモート取材を済ませる予定で、現在かなり間を詰めて行われている。

ということで、年末頃から常に絶え間なく雑誌と書籍の仕事が複数同時進行していて、かなりごった返している状態が続いているのだ。

こうなると困るのが、オイラの大変小さなキャパである。
とにかく、複数の仕事を並行して進めるのが大の苦手なため、この程度で脳ミソはすでにオーバーフローしている状態になっている。

先日なんぞ、12月にすでに頂いていた『球辞苑』の1月の収録日をすっかり忘れてしまっていてその日に別の予定を入れてしまうという失態をしてしまった。
収録の数日前に当日のタイムスケジュールが来たのだが、半分しか出られなくなったことなど、内心ちょっと不満が溜まっていたこともあったのだろう。
ついカッとなってちゃんと確認もせずに「今初めて聞いたんですけど?」みたいな普段あまりやったことがない高圧的なメールを返してしまった。
それが、あとになって、自分が忘れていただけの言いがかりメールだったことを知り、「あああ! すいません! 12月に頂いていました。本当にすいません」と平身低頭するという……(涙目)。

こういったことは、前職時代からいつも「やられる側」ばかりで、しでかした相手の中には自分が忘れていたことすら認めない、決して謝らないという人もいたから、「ああいう人だけにはならない」と心に決めて今まで生きてきた。
それだけに、オイラ自身のショックも大きく……。
忘れてしまっていたことはあるとしても、言いがかりをつけるなんてことは、滅多になかったからなぁ。

だから、あまり複数の仕事を同時に進行させるのは、経済的に苦しくてもあまりしないようにここ数年は努めてきたのよ。

特に、一昨年のことは忘れない。
口車に乗せられて「やりきれない状態なのでもう少し後日発売で調整をしてくれるなら」と条件を出して引き受けた仕事が、後ろ倒しどころかスケジュールを前倒しにされ、当然、できっこなくて破綻すると、毎日のように文句のメールが送りつけられるという、理不尽な経験をしたからね。

でも、今年はその時とは違い、時間のない中でもそれなりに自分の中で吟味の末、「よし、やろう! きついのは確かだが、これまでの経験を反面教師にして、誰にも迷惑をかけずにやり遂げるんだ!」という決意のもとに引き受けた。
だから、迷いはない。
なんとか中身のない頭の中を整理して、計画的に遂行したいと思っている。

そして、最大の敵である、「ああ、もう今日は無理、これ以上できない~。休もう(=寝よう)」という意思のなさ、根性のなさを是正して、みなさんに喜ばれるような仕事をしたい。

そのための、密かな決意表明と、
「そんなんだから、しばらくはnoteの更新は無理そう。仕事に専念するね。てへ!」
という宣言をここにさせてもらい、締めさせてもらおう。

おそらくだが、2月は2冊の本の構成の原稿書きと、『球辞苑』関係、あとCATVの機関誌からもう一度次の号向けに月末頃仕事が毎年入るので、それで目一杯になるはず。

まあ、今年はプロ野球のキャンプも無観客なので、人数制限もきつくて行ける猶予はなさそうだから、ちょうどよし。

おそらく、春の兆しがみえる3月も、この流れがまだ続いて忙しくしていると思うが、どこかでスキがあればnoteにも突如書き込む可能性がなきにしもあらずなので、数少ないオイラのnoteファンの人は、そのときをお待ちくだちい。

ではまた、そのときまで!

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