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同じ夢のなかを巡る

自分は、頻繁に夢を見る。
その内容も覚えている。
そして、何度も同じ夢を見る。

情報量が多すぎて、睡眠中も脳味噌を使っているんじゃないかと思う。レム睡眠とかって、実は起きているとかそんなふうだったかも。あまり良く覚えていないけれど。

今日は久しぶりにストーリーがしっかりした夢を見た。それが見た事のあるシチュエーションでとても面白かったので、せっかくだからここに書いておこうと思った次第だ。
実は、自分が『よく見る夢』は3つくらいある。こんな表題を掲げておきながら、今日はその中に含まれるものではなかったけれど、記憶にある場所だったので、昔は良く見ていたのかもしれない。

───舞台は『家』。シェアハウスなのか、自分の家に招いたのかよく分からないが、その家には夢ならではの、なぜその面子?という人々が揃っていた。高校の友人Y、最近ハマったアイドルのAちゃん、今最推しのVTuber・Nさん。他にも3、4人くらい居たが、はっきり視認できたのと、起きて覚えていたのはこの3人。夢あるある、知人と芸能人が混ざるシステム。もう面白い。 
起きてこうして記憶を整理していると、3人の共通点が見えてきてさらに面白い。3人とも、イメージカラーが紫なのだ。だからと言って今日なぜこの人選なのかは、脳のみぞ知る。

その家では何やかんやあったが、覚えている限りの会話が身内の会話なので割愛する(なんならもう忘れかけている)。そんな中、この家が『見た事のある家』だと気付いたのは、隠し階段の存在。
この隠し階段、なぜか天井から吊り下げられた紐を引くと、まず薄っぺらなパーテーションのような形で現れる。そこから3秒後、バララと漫画のように開き、立派な階段になる。開くと言うよりは、伸びる、と言った方が表現的には正しいかもしれないけれど。
その階段を登るとトタン屋根の上に出る。そこから眺める夕日と、広い庭がとても綺麗なのだ。Yに手招きされて屋根から飛び降りた自分は、用意されていたホットミルクを手にガーデンチェアへ腰掛ける。隣に来たNさんに、貴方の夕日に輝く瞳が、まるで夜空を散りばめた宝石のようで素敵だという話をした。その後、Yと家の中で、突然消えた廊下について考察を行った。前はここに廊下と扉があったのに、いつの間にか無くなってる、という旨の内容だ。脳内改ざんである、すまない。

といった具合で、今日は突然目が覚めた。どこで終わりだったのか記憶にないのが残念だけれど、久しぶりにあの『家』で過ごす夢だった。
最近は『よく見る夢』をあまり見ていなかったので、今回は何だか新鮮だったなという話。
また見たい。できれば、朝起きて疲労感を感じないような内容で頼む。聞いてるか?脳味噌。

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