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生徒に勉強したくないと言われた時、どうしますか?

塾に関わっている人なら、150%言われたことがあるこの言葉。この場面に出くわした時にいつも「試されてるな」と感じます。

・「なんでしたくないの?」と聞いてみる。

・「立てた目標に向かって頑張ってみようよ!」と励ます。

・「いまやっとくと、後で楽だよ!」と理屈で攻める。

・「そうなんだね。辛いんだね。」と受け止める。


などなど様々な言葉や対応策が思い浮かびますが、一方で

よし!テストや授業は置いといて、遊ぼうぜ!

と即座に言える塾のスタッフは日本で何人いるんでしょうか。


塾は「勉強するための場」であり、「大人は学習に向かわせる役割」という前提に縛られすぎているように思います。また塾長など最良があまりない場合、上司や会社の命令という「大人の事情」から無理やり勉強に向かわせてはいないでしょうか。

僕は、時には上司や保護者に対して、子どもの代わりに戦ってあげることも必要だと思ってます。子どもたちは「勉強すること」は選んでいません。


子どもにとって、「勉強を教えてくれる大人」であるよりも、まず「信頼される大人」になること

ここが重要な気がしています。


部活は自分で選ぶことができる。習い事も同じ。

でも勉強は選ぶことができるのは、選択科目がある高校に入ってから。

であれば、その前に僕たち大人が「勉強を選べるようにしてあげること」も大切なのではないかなと思っています。


大きな取り組みではなくとも、スタッフの哲学がこもる場面だと思うので、今回はこれを取り上げました。


ちなみに「勉強させないほうがいい」わけでもないので、ご注意をw

選択できる状況を作ることが大切だとおもうという話ですw


子どもたちがもっと自由に学べる環境を作りたい。


日々、奮闘しながら教室を運営しています。

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