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子どもたちが自立するために必要だと思うこと。

町営塾を立ち上げて約3年半。

自分たちが日々運営している中で、毎日のようにスタッフと話すことがあります。


「どうすれば彼らが自立できるのか」


この問いはとても深く、明快な答えはありません。

でも、だからこそ、向き合いがいがある。


僕たちは子どもたちに「自立して欲しい」と思っています。

いろんな定義がありますが、僕たちが思う自立とは

【主体的に物事を捉え、考え、行動できること】です。


日々の勉強は学校で教えられるもの、宿題はやらないといけないもの、学校はいかないといけないもの、クラスの人とは仲良くしないといけないもの。先生の言うことは聞かないといけないもの。制服は着ないといけないもの。


でもそれは本当なのでしょうか?


もちろん、なにかを成し遂げていくためには周りの人と協働することは必要ですし、そのためにはたくさん学ぶ必要ももちろんあります。ルールを守る必要もあります。


ですが、そこに目的意識がなく「やらされるもの」になってしまってはもったいない。


自分の人生は一度きり。


「人生の当事者」になって欲しいと僕たちは心の底から願っています。

そのためにサポートが必要ならいくらでもしたいし、僕たちの力だけで無理なら、他の人に協力を仰ぎます。

それは数学や英語、国語理科社会などの科目学習も同様です。

勉強する意味を自分で見つけ、動き出す。

勉強以外のことにも興味を持ってみる。

そんな子どもが少しずつ生まれ、そして自立していく。

その秘密基地のような公営塾になりたいなと思い、日々運営しています。


この文章に共感いただけるなら、ぜひ見に来てください。

地域に1つしかない町立の塾。

ここで彼らそれぞれの1つしかない物語が紡がれています。


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