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好きな人の話 #1

モデル 俳優:M


キバチスです。
生きる上でのロールモデルは常に持っていたいです。
アーティスト、アスリート、友人でもリスペクトできる・見習いたいと思う人間像って誰しも持っている気がします。
その人たちになぞらえて生きれた時に不思議と高揚感が生まれる瞬間が僕は好きです。

好きな人の話。
俳優・モデルのMさん。
その方を最初に知った機会は写真家のCho Ongoさんの展示にお邪魔した時の事でした。
場所は経堂にある理容室cut house Kyodo。
その2階が展示スペースになっていて入り口を探すのにずいぶん長らくかかったことを憶えています。

Ongoさんはきっと記憶にないと思うのですが(笑)、展示スペースにある小部屋でどなたかが差し入れて下さった缶ビールを片手に持って、Ongoさんとその友人と僕の3人でタバコを吸ったんです。その時に今僕がしたいと思って進めていることについて話すと、面白いと言ってくれました、流石に胸が熱くなりました。

高揚感に浸る最中、展示にたまたま足を運んでいたのがMさんでした。
僕は彼女にとって赤の他人だし、遠目で観ることしかできなかったのですが、
後日、Ongoさんにその方について尋ねるとオーバーサイズの服を着た背の小さい女の子という風に言っていました。
その時彼女がOngoさんにSNSで送信していた展示の感想を勝手に見てしまったのですが、その感受性に僕は目を惹かれました。
そこで、彼女がどんな人かますます気になるわけです。

気になってしまった人のことは隅々まで調べてしまう(気持ち悪かったらごめんなさい、Mさん)癖があるので、彼女の特異な経歴など知って、個人として魅力的な方だと思いました。

Mさんの紡ぐ、文章が僕は好きです。
誰かに『自分のことを完璧に理解されてたまるか』みたいな強い自我を感じるのですが、そこに決して棘があったり毒が入ったりしていなくて、言葉選びもどこか嫋やかであるんです。
僕が知り得る彼女の思慮深さや探究心をいつの頃か真似したいと思うようになりました。歳は僕よりも3つ上なのですが年齢=経験値では決してないのだと、勝手に彼女から教訓としています。

いつか互いに表現者として待ち合わせできる日が来たら素晴らしいなと思います。精進します。
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Mさんと、偶然全く同じフィルムカメラを持っていたのは余談です。

Mさんが間違えてアボガドをトッピングしてしまった元気の出るカレー

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