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Happy 2nd birthday, 'Release'

どうも。GOGENの和田です。

不動産売買特化の電子契約サービス「レリーズ」をローンチして今日で2年が経ちました。まず、2年早い(笑)

▼2年前(2022年8月8日)のローンチ時のプレスリリース


レリーズ自体は、「不動産売買支援ハブ レリーズプラットフォーム」として今年4月にフルリニューアルし、電子契約以外の売買手続きや顧客とのコミュニケーションに総合的にご利用いただけるサービスとして、進化を続けています。

2年間の結果として、おかげ様で売買領域での電子契約実績は業界トップになりました。いつもご利用いただいている皆さま、本当にありがとうございます。

進化したレリーズプラットフォームには、まだ公表していない稼働中機能や開発中機能も多数あります。少しずつですが、不動産売買のコミュニケーションや手続きのシーンにおいて、世の中に必要とされる存在へと成長していけているのではないかと思います。

嬉しいのは、このサービスを始めたDay1から全くブレずに進化を続けることができているという点です。
下に貼った資料はどれも1年以上前の社内資料です。この定義はずっと変わらないものとして存在し続けている。

レリーズの「体験思想」
レリーズの「プロダクトバリュー」
レリーズの「取り組み方」

もちろん理解が進んだり、その時見えていなかった世界が広がってもいたりするけど、基本的な思想である「不動産流通を活性化させるために、デジタル技術を活用して売買取引体験を変革する」という根幹を守ったまま、サービス・プロダクトという形にしながら、お客様に共感いただいて、利用が進んでいるということは、本当に幸せなことだと思います。
今期(9月締め)は特に利用が大きく進み、10倍以上成長した1年にできるかなという感じです。結果が出ないと、方針転換をしたり、やめたりしないといけないスタートアップの世界で、なんとか今日も足掻き続けていられるのは、本当に幸せなことなのです。


少し話は変わりますが、当社名「GOGEN」には「語源になる」という想いが込められています。

VISION 語源になる

語源――それは、言葉の由来・語の起源。

これまでの常識が覆され、あたらしい「あたりまえ」が世の中に広まるたびに、時代は姿を変えていく。
その歴史を知っているからこそ、いまの豊かなくらしの中でさえ、もっと輝かしい未来を、人々は予感できる。
次の時代を切り拓く、「あたりまえ」をつくりたい。
わたしたちは、わたしたちのもつ夢と希望を、より良い未来に繋げていきます。
人々と社会にとっての真に価値あるものとはなにか。
わたしたちは、わたしたちならではの視点で、この問いに向き合い続けます。

やがて、わたしたちのつくりだした「あたりまえ」が、
人々の記憶や辞書に刻まれ、語源となることを信じて――

GOGEN Inc. | COMPANY

レリーズというサービスを始める際にも、これはすごく意識してまして、「レリーズ」と聞けば、不動産業界や人々の生活において「不動産売買のあたりまえ」と想起してもらえるかどうか、固有名詞になれるかどうかチャレンジするのは必然でした。
レリーズには「解放する」「解き放つ」という意味があるので、僕たちのサービスを用いて複雑で手間の多い不動産売買から世界を解放するんだ、というコンセプトです。

で、実は「レリーズ」には先行者がいました。

リモートレリーズ は、カメラのシャッターボタンに取り付け、離れた場所からシャッターを切るカメラアクセサリーである。単に「レリーズ」と称される場合も多い。

リモートレリーズ - Wikipedia

ただ、カメラ自体の需要が一般的にはかなり減ってきていたり、遠隔シャッター機能はリモコン利用であったり、スマホ連携している傾向が強まっているので、「レリーズ」はどんどん使われなくなっていくであろう、第一想起を取れるであろうという目論見で、名前はレリーズで行けるだろうと判断しました。

そして2年が経ち、レリーズはGoogle検索結果の1~3位ぐらいを安定して出せるようになりました。狙い通り!次は圧倒的な1位を目指したい。

「レリーズ」を「不動産売買のあたらしいあたりまえ」にするという壮大な野望は最初から全くブレず、変わらず、今日から挑戦の3年目に突入します。
ひとまずは「レインズ?レリーズ?どっち?」と怒号が飛ぶところまで一気に駆け抜けたいと思います。

以上、2歳の誕生日に寄せて。まだまだ頑張ります。

単純に僕のお小遣いが増えます