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長芋が

好きなんですよ。
長芋を切って焼いて食べるのも好きですし、お好み焼きのように食べるのも。
ひっさびさにすり下ろしてご飯にかけてとろろご飯として食べたら沁みましたーー。
うんまぁってなりながら食べてましたね。

そんな長芋の効能を今日はお伝えしていこうと思います。

山薬


長芋は中薬名は山薬というものになります。
臓腑の働きが低下した状態を気が足りない気虚という状態なんです。
例えば、脾の気が足りなければ食欲減少や疲れやすさ、お腹が張ったり、下痢になったり、またまた不正出血や尿潜血の原因になったりします。
肺の気が足りないのは肺気虚といって、風邪をひきやすかったり、慢性の咳、喘息、自汗、息切れなどの症状の原因になったり。
心の気が足りない心気虚は、動悸、汗のを。
腎の気が足りない時には浮腫んだり頻尿感があったり、尿の漏れ、喘息、疲れ、下痢。などが起きるんですね。

まぁそれが気が足りないという状態なのですが、

それでは山薬が気虚の何に効果があるのか

腎や脾の気を補ってくれたり、肺の気を補ってくれたりするんですね。なので、食欲不振や慢性の下痢、喘息なども補ってくれます。
ただし、ジメジメした湿を溜め込んでしまう性質もありますので、乾燥した時期などにはいいですが、梅雨時期にたくさんたべたりすることはお勧めできません。
まぁ、ほどほどに、というのが一番大切な食べ方なんでしょうね。
一番オススメの時期は体を温める必要がある冬が一番オススメですね。
ちなみにシワが気になる人やムクミが気になる人にもオススメの食材ですよ。

オススメレシピ紹介

長芋といんげんの和え物
材料
長芋といんげん 各200g
椎茸 2個
みかんの皮 2g
調味料
酢、醤油 各大さじ1
ハチミツ 小さじ1
塩、ごま油 少々

作り方
1、長芋を1cm程度のさいの目に切り、湯通ししてから酢水にくぐらせる。
2、いんげんを3〜4cm、椎茸をうすくスライスし、茹でるて火を通す。
3、みかんを皮をみじん切りにする。
4、調味料に1〜3を混ぜ完成。

気虚は老化の原因の一つ


気が足りないということは、老化に繋がります。慢性の病気にも繋がります。例えば胃下垂の人とか時折いますが、それは気虚が悪化した気陥症といって、気が足りない状態が続いてしまっている状態となります。そういう方は積極的に気を補う食薬を食事に取り入れて行くことが大事なのかな、と思います。中医学の中で便秘の原因の一つに気虚もあるので、気虚で便秘の方の場合は気を補って、ちゃんと気を巡らせればきちんと出るようになりますのでね。元気の気って大事だなと思いつつ、長芋を食べた私なのでした。


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