第3回 Laravel10 環境構築メモ(PhpStrom + Xdebug)

はじめに

第一回、第二回でLaravelの起動、データベースへの接続までは完了しました。今日は、これから開発に必要なPHPのdebugができるようにPhpStormの設定をしたいと思います。ちなみに、私のPCは自作で光ってますが、特に詳しいタイプの人間ではないです。

My desktop

Xdebugのinstall

  • 環境 / enviroment

Windows11Docker Desktop 4.19.0WSL2 - Ubuntu 22.04.2 LTSPHP 8.2.1PhpStorm 2023.2.3

第一回で既に実はinstallが終わっています。具体的には、

  • docker/php/Dockerfile

# xdebugのistallとdocker-php-ext-enableでpecl拡張を有効化
RUN pecl install xdebug && docker-php-ext-enable xdebug
  • docker/php/php.ini

[xdebug]
zend_extension=xdebug
xdebug.mode=debug
xdebug.client_host=host.docker.internal
xdebug.client_port=9003 
xdebug.start_with_request=yes
xdebug.idekey = PHPSTORM

この二か所の記述で、installとPHPの設定は完了です。

PhpStormの設定

設定>PHP>デバック

Portの設定を確認します。php.iniで指定している9003が指定されていることを確認します。

設定>PHP>デバック

設定>PHP>サーバー

サーバーを追加します。名前、ホストは適当で、ポートは9003、デバッガーはXdebugを指定してください。
で、パスマッピングを使用するにチェックを入れて、プロジェクトディレクトリ>プロジェクトファイルのルートフォルダにdocker側のphpのコンテナ内に配置されているプロジェクトフォルダを指定してください。変更してなければ、/var/www/sampleになります。

設定>PHP>サーバー

実行/デバッグ構成

実行/デバッグ構成でPHP リモートデバッグを追加します。名前、サーバーは適当でOK。IDEキーにPHPSTORMを指定してください。

実行/デバッグ構成

ここまでで設定は完了です。

debugを試してみる

ここまででdebugができるようになっています。先ほど設定した実行/デバッグ構成(写真は、php debug)を選んで、緑の蟲?さんマークをクリックしてデバックを開始してください。

debugの開始

次にbreak pointを指定します。今回は、welcomeページのLog inのリンクを押したタイミングで確認してみます。

welcomeページ

プロジェクトのルートから見て、/app/Http/Controllers/Auth/AuthenticatedSessionController.phpのファイルを開いて、写真の部分に指定して、welcomeページのLog in をclickしてください。

AuthenticatedSessionController

バッチと止まります。debugの成功です。

参考にしたサイト/Sites referred to

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