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【夫婦関係と、子供の中学受験の相関性について】

こんにちは、そらまめです。
 
今回は少々タイトルが重めですね。
もしかすると少し不快な思いにさせた方もおられるかも知れません。
 

このタイトルを付けた意図なんですが、
 

例えば土日などに、子供の志望校の見学に行ったり出来ているご夫婦はそれだけで素晴らしいということがまずは言いたかったのです。
 

子供が中学受験するのならそれぐらいは当たり前だろって、

いやいや全然そんなことないですよ。
 
 
日頃家族のために懸命に働いて、本当なら休みの日ぐらいはじっくりと自分の時間を過ごしたいもの。
 
それを子供のために使えるなんて。
 
ましてや夫婦間で協力して計画を立てられるなんてのは、余程良い関係性が築けていないと出来ないことです。
 
一般的に見れば、かなりすごいことだと思います。

そしてそんな良好な夫婦間系が、子供の学習意欲にプラスにならない訳がありません。

子供にとっての幸せっていろいろあるとは思いますが、
 

大好きな両親の仲が良いということほど、幸せを感じられることはないでしょう。そしてその価値は、大人に近付いていくに連れて次第に大きくなり、ふとした時にしみじみと実感出来るもので、地に足付いた永続性のある幸せとなるのです。
 

僕が子供の頃は父と母の喧嘩が日常茶飯事で、家の中の空気が常に澱んでいるようでした。家にいるだけで、それはそれは毎日憂鬱で仕方なかったものです。
 
喧嘩する程仲が良いとも言うので、時にちょっと言い争うぐらいなら、冷え切った関係性が続くよりは全然良いと思います。
 
そして、即効性はないかも知れませんが、いつも仲良くしてくれている両親への感謝の気持ちが、いずれ子供を勉強に向かわせる筈です。
 
 
 
なので子供に勉強させたいけど全然言うことを聞いてくれない、

もしくは、もっと子供に貢献してあげたいけど何をしてあげたら良いか分からない、という方々。
 
夫婦円満なだけで、既に十分な伴走になっているし貢献もしていると自信を持って欲しいです。
 
その関係性を続けていれば、いつか必ず子供は恩返ししてくれる筈です。
 
 
 
と、ここまできて、


何を温いことぬかしとんねん、夫婦仲良くとか簡単に出来るわけないやろ。
しかもそんなことで子供が勉強してくれるかいな。
(何故か関西弁)


と、
仰りたい方もいるかも知れません。
 
お気持ちは十分に分かります。


ここでは【良い夫婦関係を築くにはどうしたら良いのか】というのをメインのテーマにしてませんので詳しくは書きませんが、

軽~くだけ申し上げると、夫婦関係は普通は悪くなって当たり前で、それを当事者同士だけで改善しようと思っても無理があります。
 

第三者の介入がないとなかなか難しいんですね。


元々赤の他人で、習慣も癖も考え方なども違うのに、付き合ってるだけの時ならまだしも、一緒に生活などし始めたら、どちらかがすごく我慢しない限りお互いの自我がぶつかり合うに決まってるからです。


そして実は、それを回避させてくれるもののひとつが「子供の存在」であり、「中学受験」というツールでもあると僕は思っています。

子育てそのものや、子供の受験の成功という共通の目的があるから、夫婦はお互いの我を押さえることが出来、協力し合えるのです。


だから、夫婦が子供のために協力し合っているのではなくて、子供によって良い協力関係を保たせて貰えているというのが正解です。


こう考えると、なかなか勉強してくれないのも簡単に成績が上がらないのも、実は自分たちのためなんじゃないかと思えませんか??


はい。
つまり、そのような視点を持つことによって「子供に感情的になるのを少しでも抑えていただけたら」というのが今回の本当の趣旨です。


そうでなくても、考えてみたら、

世の中には過去未来も合わせると、何億人と出会う可能性があった筈の人間がいて、その中で今の配偶者に出会えた。
 

それはもしかして、今の子供たちが引き合わせてくれたのではなかろうか、なんて考えたことありませんか??

僕ら、親は子供のためだったら何だって出来ます。そんな力も実は子供が引き出してくれているのではないか、なんて考えたことありませんか??
 

ちなみに僕は、過去に溺れていたお酒やギャンブルから抜け出すのに、家族との出会いがなければ不可能でした。どんなにやめたくてもやめられなかったのが、家族のためならやめることが出来ました。
 
 
ということで、
もう一度言いますね。
 
子供に勉強させたかったら夫婦仲良くしてください。
そして子供のためなら、夫婦は協力し合えるということを覚えておいて下さい。こじつけのようでいて、あながちそうでもありません。


子育ても、中学受験も、家族や夫婦の関係をうまくいかせるために利用しちゃって下さい。
 
 
以上、いつもとは少し違うテイストになりましたが、本日ははこんなところです。
 
それではまた!

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