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【バス釣り】その4:25年振りくらいにバス釣りに川へ行く

本日は2度目の投稿となる。(第3回の内容が短かったため。)

第4回、実際に100均道具を中心にした実釣をした感想編です。

予告通りです。

普通、「100均一のルアー」と聞けば、どんなクオリティなのか気になるはずだ。感想とか聞きたいはずだ。

本当はこういう需要あるネタは第1回に持ってくるべきだけど、先に予想外だった反省点とかを書きたかったため、後回しにした。


【100均道具を中心にした実釣をした感想】

<ロッド&リール編:バス釣り初心者だから判断付かない>

それなりの値段のあるロッドやリールを触ってないため、甲乙のハッキリした判断ができない、という身も蓋もない感想。

逆を言えば「100均一の道具では釣りが成立しなかった」という感想にはならず、ちゃんと釣りをすることができた点が最大の嬉しいポイント。

100均一のロッドとリールだろうが、ちゃんとキャスティングできたし、ちゃんとラインも巻き取れた。

だから「まずは竿を触って、ルアーを投げてみたい!」を低予算でできるようになった点について素晴らしいと思う。

何よりも俺のように魔素を取り込み過ぎて魔物になりかけた存在も人間に戻してくれる。

100均一のロッド、リールのメリット、デメリットは

メリット:

ロッドは、ぶるんぶるん、しなるタイプ。

仮に大きめの魚が食いついても、ロッドの柔軟性のおかげでロッド自体が折れることは無いと思う。

激戦(?)を楽しむことができるだろう。

逆に言えばぐにゃんぐにゃん曲がるロッドなので、ロッドの固さを活かした「遠心力で遠くへキャスティングする」・・・ってのが難しいロッドなのかもしれない。

ぐにゃんぐにゃん曲がるって表現を言い換えると、ロッドが衝撃を吸収している・・・とも言える。

これはマイナス点だと感じてる。

ロッドが衝撃を、振動を吸収してるってことは、ロッドを握ってる人間は、僅かなルアーの動き、つまりルアーが水底についた振動、ルアーが魚に喰われた際の反応、ルアーが何かにぶつかった反動、ありとあらゆる重要な情報が得られづらい可能性がある。

また、グライファイバーという安い素材で作った分、ロッド自体が重くなってる。

それなりの値段のロッドなら100gとかだと思うけど、これは150gくらいあった気がする。

なお、ロッドは軽いほうが竿先の振動などが伝わりやすく、重いロッドなほど感覚が鈍感になるそうだ。

軽いロッドに慣れてる人が〇イソーロッドを持ったら重すぎて不快に感じるかもしれない。

また、ロッドにはガイドと呼ばれる糸が通る道筋があるが、安物ロッドな分、ガイドが安っぽい素材に感じる。(これも振動を減退させてるかも。)


逆説的に魚を釣ったことの無い初心者は、ルアー先の振動が伝わらない、という致命的弱点を気づくことが難しいだろうし、ロッドの重さについても、初めてのバス釣り初心者が、このロッドを持っても「ふ~ん」程度で何も感じない。

⇒結果、初心者が初めてダイ〇ーロッド、リールに大きな不満が生まれづらい・・・という、感想になりがちだと感じる。

魚が食いついた際のメリット、デメリットもあるだけど、まだ釣ってないので不明。釣った後に考える。

自分は〇イソーリールを分解してベアリングを追加したり、ドラグにグリスを塗ったりしてるので、まだマシだけど、ドラグにグリスを塗ってない100均一リールのドラグ性能は厳しいように感じる。(ギ・・・・・ギ・・・・
ギ・・・と、今にも壊れそうな音になる。)

ドラグにグリスを塗ると、滑らかさの違いが半端ないです。
気になる方はyoutubeで「ダイソーリール 分解」などで検索すると、ドラグでグリス塗る動画見つかるので、分解行為となり、完全に自己責任の世界になるが、参考に見てみてはどうだろうか。

なお、リールに備え付けのラインがあったが、キートクの場合「ラインの巻癖が酷過ぎる。実釣するにはストレスを感じ過ぎるだろうからライン交換しよ。」と思い、すぐにライン交換しました。

100均リール備え付けのラインでそのまま挑む場合、「糸って、こんなに巻癖がついてるのか!?」とライントラブル連発で驚くと思う。

たぶん最強クラスの巻癖です。

逆に言えば、ちゃんとした1000円~1500円の100mラインに交換すれば、まともな糸に感動するはず。


おそらく自分の予想だが、

ロッドがグニャニャでキャスティングの飛距離が出せない、

そしてぐにゃぐにゃだから、竿先、ルアーの動きの振動が感じられず、うまく釣りがしづらい

ロッドについてる安物ガイドがさらに振動を殺してしまい、反応しづらい。

そして安い予算で作られたリールに付属してるラインの巻癖の酷さにより、ライントラブル連発・・・が真実だと予想している。

でも魚が釣れてない&他のロッドやリール触ってねーし、そこまで不快感が無い実釣でした。
〇イソーロッド&リールの最大の素晴らしい点は、

「ちゃんとキャスティングできる」

「ちゃんとベールを起こして、キャスティングして、ベールを寝かせて、リールで糸を巻いて・・・」と釣りの一連の動きが低予算で可能になってる点が本当に素晴らしいし、本当に釣りに興味を持つキッカケ作りに貢献してると思う。


【100均ルアー編:長所】

100均一ソフトワームは俺が当日うまくフックを刺せなかったり、地元の川は根掛かり連発する川なために、感想は控えます。

100均一ハードルアーは、クランクベイトとバイブレーションを試しました。結論として、2つのルアーとも「ちゃんと泳いだ」ことが確認できました。

100円で買ったルアーが、ちゃんと機能して、ちゃんと泳ぐとかww

最高に面白過ぎるし、最高に感動する!素晴らしい!

2つともリールで糸を巻けばルアーとしてアクションをするタイプなので、理論上、適切な場所で、適切にルアーをキャスティングして投げれば魚が釣れるはず。

手前味噌で恐縮だが、バイブレーションの動きを携帯で20秒ほど撮影してみた。バイブレーションってのは、ラインを巻き取ることで左右にブルブル震えながら泳いで、動きとカタカタと鳴るラトル音で魚を誘うルアーです。


編集やズームを加えたために画質が悪くなってるし、あまりの寒さに手が震え、「はぁはぁ・・・」とぎりぎりな呼吸を行いながら遠い距離から地上目線で撮影してる様子はキモい一言だが、見てみてほしい。

「おま、どんな環境で釣りしてんじゃいw」と思うだろうけども、確認してほしい部分はルアーの動きだ。

100均のバイブレーションはちゃんと動くのか?

それを見てみてほしい。

※youtube上にはキレイな画質でダイソールアーの動きを水中映像で伝えてる動画がたくさんあると思うので、ちゃんとした映像を見たい方は別の動画を見たほうがいいと思う。

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ちゃんと左右に動いて、魚が泳いでいる!

しかもラトル音も発生している!

100円ルアーすげええええ!・・・と思いました。

100円でここまでやるかー。

もちろん釣具店で売ってる1000円~1500円より、ちゃちいです。

フック交換してないと、フックはそのうちダメになるだろう。

個体差による不良品だってあるだろう。

・・・しかし、通常1000円~1500円で販売されてるルアーが、100円で販売するってすごいな。

100円ルアーの弱点をカバーするためにフック交換とかをしても200円とか300円とか、とにかく相当安くルアーが使える。

根掛かりが怖くて投げれない!という恐怖を持たずに強気にキャスティングできるだろうし、ルアーアクションの練習にも使える。

とにかく文明(?)の進みに感動した。

動画はバイブレーションだが、同じくクランクベイトもちゃんと泳いで、ちゃんと潜水してました。


【100均ルアー編:短所】

100円のチャチさ、脆さ、不便さが無いわけじゃない。

その1:フック交換するための予算、道具用意、手間暇が若干面倒

クランクベイトもバイブレーションも安いフックだろうからフック交換推奨だろうけど、フック交換が結構面倒です。(いや、ここを面倒臭がっちゃダメだけどね・・・。)

100円ルアーにスプリットリング(ルアーに糸を巻きつける箇所についてるO型のリング)が付属してるのは素晴らしいのだが、かなり小さいスプリットリングなのでフック交換する際は、スプリット交換作業ができる専用のプライヤー必須です。

ちゃんと先端が細くなってる使い勝手の良いプライヤーでフック交換をしましょう。

フック交換をする以上、フックサイズを調べる必要があります。

(⇒バイブレーションもクランクベイトもダイ〇ーで「トレブルフック6号」を購入すれば安くフック購入&交換ができます。)


その2:バイブレーションもクランクベイトもエビりまくる!

2つのルアーとも、少しでもラインがたるむ、あるいは水への衝撃で高確率で「エビります」

エビるとは、「ルアー自身のフックで、ルアー自身に絡まる」という状態。

「ラインを巻くだけで、左右に動いて泳いでくれる」を実現してる分、フックもぶらんぶらん動きまくり、そして主にフックがルアーの上部に可動した際に、ルアー自身にフックがからまったり、ラインにフックが絡まったりして、何度もフックの絡まりを直すハメになりました。

エビらないように対策として、

エビり対策案1・フックについてるスプリットリングに熱収縮チューブをつけてフック自体の可動域を狭めて、フックをルアー上部に行かないようにする。

エビり対策案2・フックサイズを小さくして、相対的に絡まりづらいようにする

などなど、エビり対策推奨です。(俺のおすすめは対策案1番です。)

熱収縮チューブは下記のようなもので、200円程度で購入可能です。

熱収縮チューブ


そして、俺も大好きなクランクベイトだが、欠点としてリップの軟弱性があげられる。

クランクベイト自体はめっちゃ可愛いし、ちゃんとアクションする、100円とは思えない本当に素晴らしい出来なのだが、

110円クランクベイトその1鳥済み

実釣初日で、クランクベイトを何回か投げて、1度だけ壁にコツンとクランクベイトが当たってしまった時、

110円クランクベイト破損

うそーんwww

「コツン」って壁に当たっただけだぞ!

疲労骨折のように、90度で四角くパキってるぞ!

・・・う~ん、さすがにコレは100円だったかぁー!

と、リップの剛性に相当難が有る、と見ました。


その3:バイブレーションの動きについて

キャスティングする、糸を巻く、バイブレーションルアーが泳ぎ始める・・・となるけど、100均バイブレーションは、この「泳ぎ始めるための姿勢安定」に時間がかかってる気がする。
テクニックでカバーできる部分なのか、100均ルアーだからどうしても発生してしまうものなのか、高いバイブレーションだろうと、安いバイブレーションだろうと両方で発生するものなのか判断がつかない。
今後もバイブレーションを使っていって、練習、判断してみる。

以上が実釣した際に感じた100均ルアーの短所だろうか。


でもまぁ、釣り初心者として、1500円とかでルアーを買わないでも100円でルアーアクション見れるだけで感動したこと、ちゃんと動くので希望が持てたことが一番大きい!

ダイソ〇では、ポッパーやミノー、話題沸騰したメタルジグなんかも販売されてるので、興味がある方は購入してみてはいかがだろうか。


・・・・という以上、第4回実釣した上でのルアー感想でした。

次回はワームとフックについて所感を書く予定。

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