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「転職エージェントはなんでそんなに優しいの~!?」


冒頭からテンション上がってしまいすみませんでした。

現在24歳m...職探し中なのですが、新しい職場を探すために転職エージェントのサービスを利用しています。昨日は面接対策のためその会社まで足を運んできました。

転職エージェントというサービスはすごいと思います。

・サービス利用代は原則無料。なぜなら彼らへの報酬は、サービス利用者が就職する企業が払うから(相場としては、新しい会社での年俸の3割)。

・だいたいどんな時でもラインや電話で相談に乗ってくれる。

・序盤に相談した内容に沿った求人の案内をしてくれる。

ここまでしてもらえると、仕事探しは安心だし、なんならもう利用者側があぐらをかいて待っているだけでどんどん求人が入ってくるので、受け身状態になり「あれ、もしかして転職活動余裕なんじゃね?」という錯覚にすら陥る可能性まで出てきます。

ここからは、なぜ転職エージェントはここまで利用者に寄り添ったサービスをしているのか、一体何が目的なのかを整理していきたいと思います。

※筆者は転職エージェントを憎んでいるわけではありませんのでご安心ください。

※主な登場人物は、転職エージェント・サービス利用者(個人)・企業です。

転職エージェントというビジネス

こんなに手取り足取りしてくれるとはいえ、彼らはボランティアや暇つぶしではなく、給料を稼いでいるサラリーマンです。自分の生活のためにその仕事をしているのです。

例えば自社の商品を売る営業であれば、商品を何個売るか、どれだけ高単価な商材を売るかといったノルマがあるように、彼らにもノルマがあります。

転職エージェントは企業と人材を結びつけるのが仕事で、かつ報酬は企業から支払われるとすると、、、

KPI=利用者数×マッチ数(転職決定数)×報酬の高さ(=年収の高い企業に斡旋できたかどうか)

となります。優しさの裏側が少し見えてきましたね。

彼らは利用者にどうしてほしい?

営業ノルマを達成するために一番大事なのは、いかに利用者を増やし確実にマッチさせるかということになってきます。

そのために、サービス利用者の状況把握、性格や希望の働き方のヒアリングは怠りません!

・・・と言いたいのですが、中にはその行程を飛ばして求人案内をメインにやっていくところもあると思います。なぜなら、報酬を払っていただくのは企業側であり、そのために企業の条件に合わせることが優先順位になってくる場合が多いからです。

企業が人手不足であれば、利用者のパーソナリティが企業の社風に合わない可能性があったとしても推薦してくるでしょう。

実際、私も当初に比べると希望とは異なった条件の企業を紹介されることも増えてきました。ただ、私自身に新しい気付きを与えてくれたりいろんな選択肢を与えてくれたりしているという意味もあると思うので、それをどう利用するかは最終的には私次第ですね。

大事なのは「自分主体」であること

転職エージェントのサービスを利用する上で一番大事な点は、

「あくまで転職をするのは自分自身であり、そのための手段の一つとしてそのサービスを利用する」という考え方を持つことだと考えます。

そのように考えることで、求人の紹介を待つだけの受け身な状態にならず、また、相手の推薦を鵜呑みにするだけの面談になることもありません。

仕事はこの世に無限にあり(コロナの影響はありますが。。。)、その中で転職エージェントが紹介してくれる仕事はほんのわずか一部にすぎません。

もし私と同じように仕事を探されている方がいれば、この記事がちょっとしたアドバイスになっていれば幸いです。

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