見出し画像

かかりつけ医からの受診拒否 【HTLV-1キャリアでもある私】回想・・6

踏ん張って生きる毎日が続いた。体がとにかくだるい。痛い。特に左半身の痺れや痛みは何年も前から、体調不良の度に症状がでる。某ウイルスに感染?HTLV-1関連の症状だろうか?花粉症の症状かもしれないし・・。

毎月、受診しているかかりつけ医の診察日が近づいていた。受診の時に、HTLV-1についての血液検査が出来ないかと、前もって病院に電話で相談した。血液検査だけなら、どこでも出来るとの情報をつかんだからだ。温和で親切な受付の方。いつもの様に優しい対応で「しばらくお待ちください。先生に確認しますね。」と言われたのだが、次に電話口に出たときは声を荒げて「うちでは診れません!よそに診てもらって下さい!」とキツイ言い方をされた。何年も毎月通ってきた病院なのだ。医師の指示とわかる。私は大きなショックを受けた。まだキャリアと確定したのではない。たとえHTLV-1専門医でなくとも、何かしら知識があり、助言して下さるのでは・・との期待が見事に大きく外れた。驚き、怒り、悲しみ、悔しさ、いろんな気持ちを一気に感じた。 まるで、「あなたはあっちの側よ・・。」と医療も受けてはいけないと、線引きされる恐怖も感じた。

他の方も検査を希望しただけで、嫌な目にあうのだろうか。私のケースは珍しいのだろうか・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?