Financial Timesで英語を学習する#2
本日のお題
that green
(エタノールを使ったジェット機燃料に助成金を求めるロビイストたちは)、エタノールは実際にはそんなに環境に良くないと主張する環境保護活動家と対立するだろう。
that + 形容詞の形だと、thatは「そんなに、あんなに」という指示副詞という使い方になる。greenは「環境にやさしい」という意味。最近は環境問題の高まりで、特にニュースではこの意味が多いか。greenwashing: 環境によいふりをする、実際よりも環境に良いと宣伝する、という造語もある。これはwhitewashing: 粉飾、ごまかしとgreenを組み合わせた単語。商品やサービスのセールスポイントにエコを謳うものは多い。
off the back of
チリのような国では、銅のおかげで経済が完全に作り変えられてしまった。
offは「離れて」という意味の副詞。tha back of Aは、「Aの後ろ、Aを支えるもの」というなので、Aの後ろから脱却して、Aを元にしてという意味だと解釈している。こういう表現は、1つのイディオムとして対応する訳語を覚えるのではなく、各パーツのニュアンスを理解してよい日本語を当てはめるのがいいと思っている。
銅やリチウムなどの金属の需要が高まっていて、そうした資源を持つ国で、資源を以下に生かすかが考えられている、という話。インドネシアでは、素の銅の輸出が禁止され、高次製品の工場を誘致するように努めているらしい。
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