ひとりごと(2020/07/25)

口笛吹きと犬」という曲がある
文字通り口笛で曲が紡がれている

正直犬は最後しか出てこない
「口笛吹きとちょっと犬」である

生活の中で頭の中に曲が流れることはあるだろうか
私はある
ありまくる
毎秒流れている

母がピアノ弾きを生業としており
おなかの中にいるときから様々な曲を聴いてきた

それが要因かどうかは定かではないが
曲を聴くことが大好きである
どんな時でもついつい口ずさんでしまう衝動を抑えている
「口笛吹きと犬」もその一つだ


しかし、この曲は私を苛む

あまりにも口ずさんでしまうのだ
口笛、鼻歌、ボイパ的なやーつ
趣向を変えて登場してくる
しかも無意識に
まるで意思を持っているかのようににじり寄ってくる

遠くの犬小屋からひょっこり犬が顔を出すのだ
「え?口ずさむんすか?」
と期待するような目で見てくる

君は最後にちょっとしか出ないくせにひょっこり顔を出すではない
犬の代名詞である「ワンワン」しか言わない
文字通り「ワンワン」だ
「ワン」を2回吠えて曲が終わる

もはや「口笛吹きと通りかかった犬」である
曲に対しての貢献度は1%程度だ
偉そうに曲名に入るな

ここでお詫びと訂正をいたします
先ほど犬の鳴き声が「ワンワン」と2回鳴くとお伝えしましたが
当方確認したところ「ワン」の回数は6回であることが判明いたしました
これにより、犬の貢献度は1%から3%ほどに上昇したと考えられます

どうでもええがな

どんなに最新曲を聴いて頭の中がその曲に上書きされても
ふとした時に奴は犬小屋からひょっこり顔を出してくる

最近は口ずさむ前に「HOME」と犬に強く言って
何とか犬小屋に戻す術を会得した
それでも奴は何度でも犬小屋から顔を出してくる

そんなお前を嫌いになれない私がいる

これからも私と犬の戦いは終わらない

ほら、また犬小屋から顔を出してきた

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最後まで読んでいただきありがとうございます

またどこかでお会いしましょう

バイバイ~

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