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ポグバを彷彿とさせる大型MF


Player to watch

記念すべき1つ目のサッカー記事。マッチレポート、マッチプレビューなど何を書こうかと悩んでいた。

そんな中、1つシリーズ化して書けるのではないか、と思ったのが "Player to watch"である。
「注目選手」という意味でこの記事では使用している。(調べたところ様々な表現があった)
このシリーズでは、私の注目している選手を独断と偏見でチョイスし、紹介していこうと思う。

プレミアリーグを見ることがほとんどなので、プレミアの選手が多くなってくる可能性が高いが、許してほしい(笑)

個人的に気になった選手や好きになった選手を紹介ていくので、「いや、その選手すでに有名じゃん」という声もあるかもしれない。
そこは温かく見守ってほしい。

そんな記念すべき1回目に紹介したい選手は「アマドゥ・オナナ」だ。
カタールW杯にベルギー代表として出場した注目の若手選手だ。


経歴

プレミアファンやエヴァートンサポーター、海外サッカーファンはすでに知っている方も多いかもしれないオナナ。

そんなオナナの簡単な経歴などを見ていきたいと思う。

2001年生まれの現在21歳のセネガル系ベルギー人であるオナナ。
ポジションはMF。

2019年にTSGホッフェンハイムの下部組織からハンブルガーSVに加入。
2020年の9月にプロデビューし、その試合には負けてしまったもののプロ初得点をマークし、デビュー戦ながらもしっかりとインパクトを残した。

2021年にフランス、リーグ・アンのリールに移籍。32試合に出場し、1得点をマークしている。
2022年にはイングランド、プレミアリーグのエヴァートンに移籍。
背番号「8」を背負うオナナはチームにも欠かせない存在になっている。

代表経歴でいうと、2022年にUEFAネーションズリーグのオランダ戦にてベルギー代表デビュー。
そして、昨年末に行われたカタールW杯にも出場。チームはまさかのグループステージ敗退という結果になってしまったが、次世代のベルギー代表を背負う存在として多くの期待を背負っている。

プレースタイル

さてここからは期待の21歳の魅力を解剖していこう。

私がオナナのプレーを見て一番感じたことは「NEXT ポグバ」である。

身長195cmという大型のMF。大型MFは足元が少し拙かったり、フィジカルに特化した選手が多い。

もちろん、オナナの中盤の底で長い手足を使用したボール奪取やフィジカルコンタクトは彼の魅力の1つだ。

しかし、他の大型MFとオナナのプレーの違いは別にある。

それは「しなやかさ」だ。

彼は長い手足をうまく利用した、ボールキープやターンがとにかくうまい。
前線からのハイプレスも多いプレミアリーグでも簡単にプレスをいなす。狭いエリアでもボールを簡単に奪われることなく、巧みに扱う。

ボールを持つ際の姿勢もよく、相手の足が届かないところでボールをキープし、手を使って距離をとり、間合いを作るプレーも彼のうまいところだ。

大型でフィジカルだけではなく、テクニックもある。まさにポグバを彷彿とさせる。

ダブルボランチの一角でプレーすることが多く、中盤の底でゲームを作ることだけではなく、2列目から飛び出しゴールに絡むこともできるオナナ。

大きなストライドを活かしたスピードもオナナの特徴の1つ。左右どちらも蹴ることができ、くさびのパスやサイドチェンジなど長短のパスの種類も豊富だ。

まだまだ若手のオナナですが、多くのビッグクラブからすでに注目を集めている選手だ。

ポグバを彷彿とさせるアマドゥ・オナナのこれからに目が離せない。


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