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ひすとり先生のチャレンジノート

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中高教員が、授業・学級経営・職場でのやり取りでの試行錯誤をまとめます。 教員の働き方、生産性をあげて自分の心を満たす時間をふやしていきたい。 教員を目指す方、同職の方、子供や教育…
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2020年2月の記事一覧

先生のモーニングルーティン

最近よく聞く言葉、モーニングルーティン。 自分はいつも何してるかな?とふと疑問に思ったので整理してみます。先生だから、これをやるということではありません、かなり個人差があると思いますので悪しからず。 なんちゃってマインドフルネス瞑想前にも同じような記事を書きました。詳しくはこちらをご覧ください。 ギリギリまで寝ていたい、けれどギリギリで起きると心が穏やかじゃない…。そんなめんどくさがり屋な葛藤を解決しようと始めたのが、アプリをながら聞きして朝の準備をするという、なんちゃ

授業 〜到達目標は最初に作る

久々に、授業研究です。来年度の授業づくりをしています。前回のnoteに書いたように個別化×到達度に近づける授業を目指して考案中です。今日は、到達目標の観点を書いていきます。 〔前回のnoteはこちら〕 到達目標を示すのはなぜ?これまで私は、課題やテストなど成果物が出てはじめて評価を与える、後付け評価を行なってきました。しかし、よく考えてみると、この評価は「評価のための評価」にすぎないのでは、と考えを改めはじめています。つまり、先生が成績表をつけなければいけないから、つける

授業 〜個別化×生徒主導×達成度基準

『ブレンディッド・ラーニングの衝撃』の衝撃授業と学習指導の悩みを解決すべく、本を乱読しています。その中で、衝撃だったのが、マイケル・B・ホーンとヘザー・ステイカー著(小松健司 訳)『ブレンディッド・ラーニングの衝撃』です。 この本では、従来の「一斉講義型授業」を「工場型モデルの教育」と言い、変化スピードが早く個人のニーズが多様化する現代に必要な教育のあり方とのギャップを説いています。要するに、社会に合わせて学校のあり方が大きく変わる転換点にいるというのです。 一斉講義型に