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日本一周ヒッチハイク旅を終えて

前回の記事では、日本一周を終え、無事に帰ってきた報告とお世話になった皆様への感謝の気持ちを書かせていただきました。

今回の記事では、主にこの旅から得た「学び」について記したいと思います。是非読んでいただけると嬉しいです。

1.大抵のことはなんとかなる

日本地図もろくに理解していないし、道路情報なんてこれっぽっちも知らない僕でも日本一周を成功させることが出来た。毎日食事を摂れる保証はなかったし、11日間のうち、7日間は寝床が無く十分に睡眠を取ることも出来なかった。それでも、多くの人のご支援を受け、無事に帰って来ることが出来た。ヒッチハイク日本一周無一文旅なんて大したことではないので、これで「なんとかなる」なんて感覚を得てしまって良いのかという疑問はあるが、それでも僕は少しその感覚を掴めたように思う。

以上のことから、挑戦に伴う「不安な一歩目」を、以前より低いハードルとして捉えられるようになった。これは僕にとって非常にポジティブなことである。

しかし、これは最初の一歩を踏み出す際や精神的に追い込まれた際に、自分を助けてくれる感覚であって、常にこの感覚で行動することは、非常に危険であると思う。重要なのは「なんとかなるが、なるようにしかならない」という考えを持っておくこと。より高みを目指したい場合、一歩踏み出した後は、強い覚悟とそれに伴う圧倒的な努力がなくてはならない。

2.人が応援したい(可愛がりたい)と思う人間になる

当然、自分の力を最大限に伸ばすため行動し続けることは自らの使命である。だが、正直なところ自分だけの力には限界がある。しかし、他人の力を借りることによって、その限界を超えることが可能になる。それを、今回の旅を通して感じた。車に乗せていただいた際、どのような会話をするのか、どのような態度を取るのかによって、その後の相手の対応は大きく変わる。車に乗せた時点で、ご飯をご馳走して上げようとか、現金を渡してあげようとは恐らく思っていないはず。短時間であっても、自己開示し自分を知ってもらこと、人懐っこさを存分に発揮することで可愛がってやりたいなと思ってもらえるよう努める。実は、車に乗せてもらうまでよりも、乗ってからの方が重要だったりする。人が応援したい(可愛がりたい)と思う人間になること。これは時代が変わっても、環境が変わっても、絶対に変わることの無い非常に重要なことであると思った。人の力を借りることは恥ずべきことでは無く、それも立派な自分の力である。上記の人間とはどんな人なのかについて考え、行動によって自分に落とし込んでいきたい。

3.行動の重要性

行動するからこそ、気づくことが多くある。逆に行動しないと、気づけないことばかり。出発前に想像していたことと、実際に目の前で起こったことは全く違っていた。故に、頭で考えただけの意見ほど、当てにならないものはないと思った。行動して得られることこそが本当の学びであり、最後に自分を助けてくれるものになる。やる前から、メリット・デメリット、うまくいくかどうかなんて考えても仕方がない。迷ったらやる。その中で、微調整を繰り返す。そして、成功へと結びつける。どれだけ賢くて、知識があっても行動しなければ現実は何も変わらない。行動してこそ、現実は変えられる。インプットの量を増やすのではなく、アウトプットの量を増やし、その中でインプットしていく。その繰り返しが、1番成果を生みやすく、成長できる形であると思った。

以上3つがこの旅で学んだことです。

何かに挑戦したいが、「一歩踏み出せていない人」「行動より先に頭で考えてしまっている人」とにかくやってみてください。そこに、思いもよらない学び、楽しさが待ってるはずです!

この記事が、みなさんの挑戦への一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

蟻の一歩でもいい、今日より成長した自分になるために!

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