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道のりは険しく

皆さんが、これまでで一番大きな達成感を得たのはいつですか?

また、大きな成長ができたのはどんな時ですか?

そこにはどんな背景がありましたか?

どんな感情でしたか?

そこには、人それぞれ事象は違えど共通する部分があると考えています。
さらに、達成感と成長は共存すると考えています。

そう思うのは、僕の以下の2つの経験があるからです。

①高校時代の三重県サッカーリーグ優勝

高校3年時に三重県リーグ優勝を経験。しかし、そこまでの道のりは決して楽なものではなかった。優勝を目標に挑んだ新人戦は、県大会2回戦敗退。新人戦の借りを返そうと意気込んだインターハイは、県予選初戦敗退。何をしても上手くいかなかった。それでも、それぞれが自主練習を行い、戦術を見つめ直し、時にはぶつかり合い、ミーティングを繰り返すことで、徐々にチーム力が向上し、結果が付いてくるようになった。大きな苦難を乗り越え、優勝が決定した瞬間は、言葉では言い表すことの出来ない達成感を感じた。それと同時に、厳しい状況に向き合い乗り越えてきた過程が、僕を大きく成長させた。

②富士山登頂

今夏、富士登山をした。昼間にサッカーの試合をし、睡眠を取らずに富士山に向けて出発。夜中の12時から上り始め、朝5時過ぎに登頂。富士の頂までの道のりは、想像していたよりも遙かに遠く、険しかった。寒さで身体の震えが止まらなかった。高山病にかかり、座り込むことしかできない時もあった。それでも、歩を進め、困難を乗り越えた先に見た、頂上からの景色は写真で見るよりも何倍も、何百倍も綺麗だった。これまでの、苦しかった過程が頂上からの景色をより綺麗にした。見ている景色は写真と同じであるはずが、登頂への過程が僕にしか見られない特別な景色にした。登頂した時の達成感は今でも鮮明に覚えている。

つまり、大きな達成感や成長は困難や苦難を乗り越えた先にある。その過程が自分だけの貴重な財産になる。

今苦しみの真っ只中にいる人、是非その苦しみに真っ向から向き合い、乗り越える努力をして欲しい。

今大きな選択に迫られている人、是非困難な道を選択して欲しい。

それを乗り越えてこそ、あなたにしか見られない素敵な景色に出会えるはずです。

たどり着く先は同じでも、歩んでいくルートによって得られるものには大きな差が生じる。だからこそ、自分では到底乗り越えることの出来ないような厳しい道を選択し、もがき続けて欲しい。

僕も、将来の輝いた自分をイメージして、困難な選択をし続けようと思います。

選択の瞬間は怖くて怖くて仕方ないですが、必ずその選択をして良かったと思える日が来るはず。選択した後は、その選択を正解にするため困難に向き合い、もがくだけです。

苦しかった過去をただ苦しかっただけの過去で終わらせるのか、「苦しかったけど自分にはなくてはならない過去だったね」と振り返られる輝いた過去にするのか。すべては自分次第です。

今しかない、逃げずに一歩踏み出そう!

本日もここまで読んでいただきありがとうございました。

蟻の一歩でもいい、今日より成長した自分になるために!

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