昔書いたらしい小説
伽藍とした電車内。窓に映った自分に目が合う。君に向き合うときの目をしてみたら、私の知らない私が不思議そうに覗き込んでいた。「思ってることがあるなら言ってよ」と君の声真似をしてみた刹那、仕事のメールが届いた。パスコード解除の画面の中で、私が私に戻ってゆく。また、素直になれなかった。
1ツイート分、140字で小説を書いていた時期があった。大学に入った頃だったと思う。140字小説、で検索するといろいろ作品が出てくるが、それの真似事をすこしやっていた。
ひょんなことでその頃の作品が掘り出されたので供養してみた。
1億円くださった方の名前を論文の謝辞に記載させていただきます