見出し画像

【湖南市選挙解説31】日本維新の会代表を見に行ってきた

自宅のすぐ近くに日本維新の会の馬場伸幸代表が来訪したので見に行ってきました。当然、ツーショットも撮ってきましたよ。

馬場伸幸日本維新の会代表(右)

今回の滋賀県議会議員選挙を通じて、自由民主党も立憲民主党も幹部クラスが湖南市入りすることはありませんでしたが、日本維新の会だけは告示前の藤田文武幹事長に続いて、投票日前日に馬場代表が投入されました。

11時30分からの街頭演説だというので5分前に着くように歩いていくと、物陰に潜んでいる女性がいました。そこは選挙カーからはかなり遠い位置で、辺りから見えないようしきりに状況を気にしている後ろ姿から、柴田栄一候補陣営に対するスパイなのかと思って観察していると、こちらに気がついたと見えて、「いつもFacebookを読ませていただいています。戦っているんですね」と声を掛けられました。

柴田栄一陣営による街頭演説会

読んでいただいていたのかと苦笑して「聴きに行かれないんですか?」と訊くと、「いえ、ここでいいんです」と言います。そこは完全な壁の裏なので、姿が見えないようにして馬場代表の演説に聞き耳を立てようとしているようでした。

塚本しげき陣営の運動員による柴田栄一候補の演説傍聴

これがいわゆる「顔が差す」という状態です。

選挙において、陣営同士が対立していて、日常生活において両方の陣営の関係者とつきあいがある場合、どちらかに加担しているように見えると反対サイドから日常生活でのつながりを切られかねないため、顔を見られないようにコソコソと応援しないといけないという選挙用語です。

馬場伸幸日本維新の会代表の演説を聴く塚本しげき陣営スパイ(緑のジャンパー)

顔が差す人が多ければ多いほど、政治的に自由な発言が難しい政治土壌であるといえます。平和堂甲西店と幹線道路を挟んだ向かい側に柴田栄一候補の選挙カーと日本維新の会の街宣車が停まっており、平和堂の駐車場は満車となっていました。馬場代表の演説を街頭で聴いていた人は60人程度でしたが、演説が終わると道路側に停まっていた車が一斉にいなくなり、顔が差すので自動車の中で聴いていたドライバーがたくさんいたことがわかります。

演説前(上)と演説後(下)の駐車場

馬場代表が到着する前、すがぬま利紀候補の選挙カーが、「生田市長と一緒にごあいさつにまいりました」、「生田です、生田です、生田です」と通り過ぎていきました。生田市長は3人のうち最後にすがぬま候補をチョイスしたようです。

馬場伸幸日本維新の会代表街頭演説会場の前を通るすがぬま利紀候補の選挙カー

11時30分に馬場代表が到着すると、柴田候補に招かれて街宣車の屋根のうえに乗りました。柴田候補と馬場代表の演説については別に詳報しますが、馬場代表の演説には聴衆から何度も拍手がありました。とりわけ、議員の処遇に関する身を切る改革に対しては大きな拍手が上がっていました。

馬場伸幸日本維新の会代表による柴田栄一候補応援演説

演説を終えた馬場代表は、そのまま次の演説会場である栗東市へと向かうのかと思ったところ、「フレンドリーに向かいます」と言い、横断歩道を渡って向かいの歩道で演説を聴いていた有権者のところまで走っていき、身近にふれあっていました。

有権者とふれあう馬場伸幸日本維新の会代表と柴田栄一候補

馬場代表は求められるままにツーショット写真を撮り、さらには運動員たちとも写真に納まって、次の栗東市に向かっていきました。馬場代表がいなくなると、しばらくして雨が降ってきました。

      (2023年4月8日記)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?