【Globis学び放題ユーザーMeetupでの気づき】~1on1ミーティングの本質を探る~
こんにちは、浅野です。
私は7月よりGlobis学び放題のアンバサダーを務めており、10月末にそのコミュニティ内で、1on1ミーティングに関するオンラインMeetupを開催しました。
ご参加・企画準備にご協力頂きました皆様、本当に有難うございます。
Meetup 開催概要
日時 10月30日 19時半~21時
トピック 1on1 Meetingの意義や関わり方、質問の仕方について
内容 概要説明と参加者同士のワーク約30分
参加者 約40名ほど
本記事では、1on1を効果的に実践したい方や、1on1の成果を感じにくいと感じる人事担当者に向けて、Meetupで得た私の学び・気づきを共有します。
1. 「何をやるか」より「なぜやるのか」
私が最も強く感じたのは、施策の「目的」を理解しているかが、1on1の効果を大きく左右するということです。
1on1やOKRなど、様々な組織マネジメントの手法がありますが、それらは「何かをするために設計された」ツール・フレームワークです。
つまり、その背景や意図を理解しないと効果的に機能しません。
例えば新規参入を考える時は5Forces だし、マーケ施策を検討するために4P(4C)を使うわけです。
1on1は、従業員のモチベーションや、チームとしてのパフォーマンス向上を目指すものであり、人への「支援」を最重要目的としています。
その「なぜ」に立ち返ることで、施策の本来の意図を再確認でき、マネジャーがメンバーをサポートする行動の起点になります。
2. 組織で「意図」を伝えるための施策をしているか
Meetup にご参加いただいた方々は、本質的な1on1を望む姿勢が見られた一方で、うまいやり方が分からない、という声も聞きました。
人事施策を現場へ落とし込むために、導入時にEラーニングや、研修を行った会社が多いと思いますが、定期的に1 on 1を行う上で「これでいいのかな」「どういうのが理想だっけ」という悩みを共有できる人・場所が組織内で足りていないように感じます。
Globis学び放題で学ぶ人は、そうした中でも自身で学び成長したい集団だと考えますが、組織内にはそうでない人も沢山います。
施策の実行性を担保する為にも、組織内でMeet Up形式でワークを行うのは有効な手段の一つだと感じました。
目指すべき方向・システムの作成意図をクリアにしないと1on1は形骸化してしまいます。
マネジャーやメンバーが各施策の解像度を上げ、どの方向に進むべきか、そのために1on1をどう活かすかを意識することで、施策が単なる義務からチームの成長ドライバーとなる可能性があります。
3. 会社外の「サードプレイス」としての学び場
組織内での施策の落とし込みと共に、社外で学びを共有できる場もとても有意義だと改めて感じました。
VoicyやGlobis学び放題のような家庭・職場と異なる「サードプレイス」では、評価や普段の関係性の制約なく学ぶ姿勢が評価され、より深い気づきを得やすい環境が整っていると感じます。
会社外で自分の興味・関心・向上心を受け入れてもらえる場を持っておくのは、一人で学ぶよりもモチベーション維持・新しい学びに繋がる気づき、自分の考えや立場をメタ的に認知するにも有効です。
特に、自分を客観視するのは少し距離間のある人と話すことが重要です。「社会人の学び」という括りであれば、Globis学び放題や経営関連のセミナー、MBA等のコミュニティに属することは有効でしょう。
まとめ
という事で、1on1ミーティングの効果を最大限に引き出すためには、「なぜ」それを行うのかをマネジャー・メンバーともに再認識するのがまずは目線合わせとして重要です。
その上で、組織やチームの目指す方向性とそれぞれのやりたい事の方向を一致させられるよう、マネジャーは支援・サポートをしていきたいですね。
もし身近にサードプレイスを見つけられなければ、まずはGlobis学び放題のコミュニティに入って頂くのもお勧めです。
気兼ねなく学びや気づきを共有できる場で、(ドラマチックな解決策は提示できないとは思いますが)、一緒に学んでいる人たちに経験をシェアしたり、同じトピックについて考えている人と意見交換ができたりします。
もしご興味のある方がいましたら、ぜひご質問ください。
学び放題コミュニティでお待ちしています!
ではまた。
(参考) Globis学び放題で見られる1on1関連動画
他にも沢山あるので、自分やチームの状況に合わせた内容を選んで見られますよ。